PC-286CをRetr0Brightしてどの程度白くなるか実験してみた

以前のエントリで、EPSON PC-CLUB(PC-286C)をGOTEKで仮想2ドライブ化する実験をしましたが、

mobileFF's blog: [今更誰得] GOTEKを2基使って、EPSON "PC CLUB"(PC-286C)のFDDを仮想化してみた

https://mobileff.blogspot.com/2022/12/gotek2epson-pc-clubpc-286cfdd.html


入手したらやってみたかったのが、Retr0Bright(レトロブライト)です。

いわゆる、この手の家電製品で白など明るめの色のプラスチックを使っている製品は、時間が経つとだんだんと黄ばんできます。今回入手したPC-286Cも、年季が入っていますから当然黄ばんでいるわけですね。

しかし、先日のエントリで引用した画像なんかを見ていると、目の前にある個体とのあまりの色の違いに愕然とします。

Retr0Brightとは、とっても簡単にいうと、漂白剤につけた黄ばんだプラスチックに紫外線をあてると、黄ばみが取れる、というものです。

ネットで見ている感じでは、「花王のワイドハイターEXパワー」というのがどうも定番になっているようなので、中の人も同じものを入手してみました。


今回は、キーボードとケース(上面)を処置してみます。
キーボードはキーを外す必要がありますが、キーボードのキーを外すのが苦手な方は、専用のキーボードリムーバーなんていうのもあったりします。


あとは、浸しておくための入れ物を用意し、そこに対象のパーツが浸るくらいワイドハイターを入れます。

そうしたら、ひたすら日の当たるところで干すだけ。

と書けば簡単なようにも思えますが、キーボードのキーは浸るくらいにワイドハイターをつけると、コロンとひっくり返ってしまったりもするので、ずっと上面を日光(=紫外線)に当て続けるのは結構難しかったりもします。

本体ケース上面は、ひっくり返るようなことはもちろんないのですが、それなりの大きさがあるので、干す場所を探すのがちょっと大変かもしれません。中の人の環境だと、ちょっと日当たりがイマイチな場所しかなく、劇的に、というほどの結果にはなりませんでした。

4~5日放置して、いったん組み戻してみました。

【使用前】



【使用後】

そこまで変わってないじゃんと言われるとそのとおりではありますが、キーは明らかに白味が戻っています。日当たりが十分でないものとで、だいぶまだら模様になってはいますがww

ケースも、綺麗になった!と言えるレベルではないですが、黄ばみはとれているのが分かると思います。

今回は実験的なエントリということで、これ以上の作業はしませんが、他にもできそうなものがあったら是非やってみようと思いました。PC-98は全体に白デザインの機体が多そうですから、試せるものが多そうですね。


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