[Chromebook] ChromeリモートデスクトップでDeleteキーを入力できるようにキーマッピングを設定する #Chromebook

新年一発目が小ネタです。

中の人的なChromebookの活用シーンの一つとして、Chromeリモートデスクトップの利用があります。

そのときに困るのがキーバインドの違い。
日本語KBのChromebookを使っていれば、ほとんどのキー入力はそのままですからさほど困ることもないのですが、唯一困るのがDeleteキーがChromebookにないこと。

MacもそうなんですけどDeleteなしでどうやって生きているんですか?と思ってしまうくらいにはDeleteキーを使う人種なので、せっかくWindowsPCにリモデで入っても、Deleteがないと作業が捗らぬ!と困っていたのですが、Chromeリモートデスクトップの設定で最低限の対応が出来ることがわかりましたので軽く備忘録的に書き留めておきます。

(1) Chromeリモートデスクトップで目的のPCに接続します。

(2) 設定画面で「キーマッピングを設定」を選びます。



(3) 「キーマッピングの設定」ダイアログで「新しいマッピング」をクリックします。


「マッピング元のキー」がChromebook側のキー、「マッピング先のキー」がリモート接続先のPC(例としてWindows10など)のキーになります。

たとえば、Chromebookで「F10」(中の人のChromebookでは音量UP)を押したら、Windows10では「Delete」キーとして動作して欲しいという場合は、次のように「マッピング元のキー」を「F10」、「マッピング先のキー」を「Delete」に設定します。


ただし、Chromebookにはキーボード最上段のキー(通常はファンクションキー(F1~F12)になっている箇所)はESC以外はChromebook固有の特殊キーに割り当たっているため、ChromeOS自体の設定から「設定」→「デバイス」→「キーボード」とたどって「キーボードの最上段のキーをファンクションキーとして使用する」をONにしておく必要があります。



Chromebookの検索キーとこの最上段の特殊キーはOSレベルで優先されてしまうようでChromeリモートデスクトップでは優先的に制御を横取りできないのですが、ファンクションキーとして設定すれば通常のChromeOSでは使わないキーのため優先動作がなくなり、キーマッピングだけを動作させることが出来ます。そのため「キーボードの最上段のキーをファンクションキーとして使用する」設定は結構重要だったりします。

ちなみに「検索キー」については、「MetaLeft」でキーマッピングを設定できるのですが、OSレベルの動作が優先されてしまうため、いったんChromeOSの検索画面が出た後に、キーマッピングが有効になるようです。常日頃、通常はこの位置にあるCapsLockキーで全角半角切り替え、という操作に慣れきってしまっているため、リモートデスクトップでも「MetaLeft」→「CapsLock」というキーマッピングを設定しているのですが、やっぱりいちいちChromeOSの検索画面が出るのが鬱陶しいですねw

本当は本来のBackSpaceの真上にDeleteキーを設定したいところなのですが、ChromebookでBackSpaceの真上にあるロックキーはやはりキーマッピングが効かないというかそもそもChromeリモートデスクトップで横取りできるのかどうかも不明なため、次善の策としてF10をDeleteにマッピングしたのですが、最低限の動作はこれで出来るので、まずはよしとします。


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