PB-1000の外付けFDDであるMD-100。一体型のデザインが当時はなんともいえず格好良かったです。
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中の人のMD-100は、2年ほど前に不動品を入手しコンデンサ交換で復活させました。
[今更誰得] カシオ PB-1000用外付けFDDドライブMD-100を入手&修理 #カシオ #ポケコン
https://mobileff.blogspot.com/2020/11/pb-1000fddmd-100.html
以来、順調に稼働していましたが、ここに来てアクセスエラーが頻発。
何しろ古いもので入手時点で中古品なわけですから、そもそもドライブ自体の故障の可能性も十分考えられます。
ですが、別のディスクを使うとフォーマットもでき、書き込みも問題なさそうなので、どうもメディアの問題のようです。
ということで、とりあえずファイルを退避・・・と思いましたが、ここで問題が。
MD-100は3.5インチの1DDドライブ仕様なのです。
現代に出回っている普通のPCはせいぜい2DDで、1DDが読めるかどうかがそもそも怪しいのと、MD-100のフォーマットはMS-DOS互換でもないらしい?ので、ファイル単位での救出は無理なように思えました。
メディアの不良であれば、ダメもとでディスクをイメージ化して、そのまま新しいメディアにイメージから書き戻せば、生きているファイルだけでも救出できないか?と思い立ちました。根拠はないのですがw
ディスクのイメージ化には、PC-98のMAHALITOというソフトを使いました。実はMSXのディスクのイメージ化にも使っていたりします。持っててよかったPC-98。
さすがに、MAHALITOも1DDフォーマットには正式には対応していませんが、メディア自体は2HDのディスクの穴をテープで塞いで2DDとして使っているので、裏面はなにもない状態ですがそのまま読み書きする分にはどちらにしろMD-100からアクセスされることもないし問題ないだろうということで、2DDとして吸い出しました。
結果としては、やはり壊れているファイルはだめなものの、大半のファイルは復元することができました。この写真のように変なファイルもいっぱいできてしまいますが、下の方に行くと元のファイルも見つけることができます。
まあ、これに懲りてあるスーパーガジェットをその後入手するわけですが、それはまた別のエントリでご紹介します。
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