MSX用FDソフトをWindowsPCとUSB-FDDだけでイメージファイル化してみたが、やはりうまくいかなかった #MSX

少し前に、

MSX・FANの付録ディスクのFD版「ザナドゥ」をFDなしのMSX実機で動かすまでの手順 #MSX https://mobileff.blogspot.com/2022/05/msxfanfdfdmsx-msx.html


という記事をアップしましたが、FDの吸い出しにPC-98を使うなどハードルがやや高く、コメント欄でも「PC+USB-FDDでもできますよ」と教えていただいたものの、中の人のUSB-FDDでは認識しなくてやむを得ずああいう手順になってしまったのですが、その後、



ということが判明して、ならばもっと簡単にできるよね、ということで、 実験してみました。


用意するもの

  • MSX用のFDソフト(例:MSX・FAN付録ディスク)
  • USB-FDD
  • WindowsPC
  • MSX Floppy Disk Manager

「MSX Floppy Disk Manager」は、まさにFDからイメージを作るためのツールだったり、FDイメージの操作だったりができるツールです。

入手先はこちらになります。



手順


以下手順でイメージファイルを作ってみました。

  1. MSXのFDをUSB-FDDにセットする
  2. USB-FDDをPCに接続する
  3. MSX Floppy Disk Managerを起動する
  4. 「FD->VFD」タブを選択する
  5. 「ドライブ」を選択する(通常「A:」を選択)
  6. 「仮想ディスクファイル名」の右のアイコンで作成するファイルのパスとファイル名を指定
  7. メディアタイプ、エラーエミュレーションをチェックし「開始」ボタンをクリック
  8. FDが読み取られ、DSKファイルが作成される



以上の操作で、あっさりとイメージファイルが作られました。

WebMSXで起動させてみると、起動はできるのですが、




ですが「Oldies」やその他のメニューを選択すると、



こんな感じで文字が出ずに固まってしまいました。

どこら辺が原因なのかは切り分けきれなかったのですが、前回のPC-98で読み出してイメージ化したときには正常に起動・実行できていたので、いったん、この方法は保留ですかね・・・。

前回、考察したように、やはりMSX・FANのFDは何らかのプロテクトがかかっているのではないかと想像されます。

現場からは以上です。




コメント