[今更誰得] AndroidとBlackBerryとWindowsMobileしか知らない人間が無印iPad(第6世代)を買って感じた違い


まあ、完全に気の迷いなんですが、Amazonプライムデーで、買ってみたのです。

実は・・・中の人はこれまでモバイルガジェットでApple製品を買ったことがありません。
スマートフォンOSとしては、AndroidとBlackBerryとWindowsMobileくらいしか知りません。

なので、iPadも漠然と高価なタブレットというイメージしかなかったのですが、この無印iPad(第6世代)はストレージが32GBとはいえ3万円台で買えてしまうというのを認識したら、ちょっと使ってみたくなってきました。

まあここまでAppleを使うことなくモバイルライフを過ごしてきた中の人なので、ここで折れるのもどうなんだろうと思うところも正直ありました。ですが、ネットの情報などを見ていると、もうタブレット端末はiPadの1強になりつつあり、実際のところAndroidタブレットは華為技術有限公司(HUAWEI)とAmazon(廉価なFireタブレット)くらいしかまともに作っておらず、iPadのようなハイエンド路線(機能的にチャレンジをそれなりにしている)の製品はApple以外に作っていないに等しい状況です。

中の人もFireHD8を使ってはいます(まあBlackBerryPlaybookもあるんですがこれは完全に実用性度外視でいじるのを楽しんでいるのみw)が、FireHD8はAmazonビデオを見るくらいであれば不満は少ないですが、普通のタブレット端末的な使い方をしようとするとやはりモサリ具合がひどく、まともに使えるタブレットがあったらどうなんだろう?という思いは常々ありました。

で、購入に至った訳なんですが、やっぱり弊ブログとしてはQWERTYは外せないであろうと言うことで、キーボード一体型のカバー(logicool iK1053BK)も注文してみました。

mobileFF's blog: [iPad] 無印iPad(第6世代)にキーボード(iK1053BK)をつけてみる
https://mobileff.blogspot.com/2019/07/ipad-ipad6ik1053bk.html

ということで、以下、Apple以外のプラットフォームしか使ったことのない中の人から見た、iPadがAndroid系のデバイスと違うなあと感じた点、ここは同じだなあと感じたことをまとめます。

(1) マウスが使えない


キーボードを使ってPC的に使う場合、Bluetoothマウスなんかをつなげて使いたいと思ったのですが、なんとiOSは現状マウスをサポートしていないというのを買ってから知りました。iPadを前から使っている人にとっては周知の事実なんだと思いますが、Android系ではかなり初期のバージョンからマウスはサポートされていたので、まさかiOSでマウスがサポートされていないとは夢にも思っておらず、驚かされました。

ちなみに、今後リリースされるiPadOSではマウスがサポートされる予定のようです。

(2) USBメモリが普通のストレージとして使えない


iPad(第6世代)はUSB-CではなくLightningコネクタ搭載のため、外部ストレージを使おうとするとLightningコネクタ搭載のUSBメモリか、専用の純正変換ケーブルを使うしかありません。しかも、USBから転送できるのはメディアファイル(画像や動画)のみです。純正のLightning-USB変換ケーブルが「Lightning to USB 3 Camera Adapter」という名前になっているので、なんでデジカメに限定した名前になっているんだ?と思っていたのですが、そういうことだったのですね・・・。Androidはどんなファイルでも普通にやりとりできるので、これまた驚かされました。

(3) iPadの画面サイズ(特に横画面)に対応していないアプリが意外に多い


iPadが世に出てからかなりの歳月が経過していますが、実は未だにiPadの画面サイズや横画面表示に対応していないアプリがちらほらあるようです。これは、プラットフォームベンダーと言うよりアプリベンダーの問題ではありますが、未だにそんなアプリがあるのかと思って少々驚きでした。

(4) 周辺機器の相場が高い


iPadは周辺機器の相場観がAndroidに慣れている身としては高価に感じます。
USB通信・充電ケーブルも高いし、HDMI変換ケーブル、USB変換ケーブルも高いです。

特にHDMIやUSB変換については、事実上は基本、純正品のみですので少々高価です。Amazonでは幾多のHDMI変換ケーブルやUSB変換ケーブルが安い価格で出品されていますが、どこも見たことない怪しげな中国ベンダーばかりで、ある程度名の知れたベンダーは変換ケーブル類を作っていませんので、おそらくはAppleが許可していないのであろうと想像されます。

まあこの辺はMicrosoftのSurfaceなんかも同じ戦略ですね。


ここまでは違うと感じたところ、以下は、それほど違わないと感じた点、また良いなと感じた点です。


(5) UIの違和感が意外と少なかった


一昔前だと、iOS→Android、Android→iOSに変えると違和感がスゴい、というような話がネット上に多くあって、どうなんだろうなあ・・・と不安があったのですが、ここは正直想像していたよりは違和感はなく、普通に使えました。

たぶん、私の逆(iOS→Android)の人も、今時のものならそんなに違和感ないと思いますのでご安心くださいw

ちょっと癖があるかなというのがあるとすれば、「共有」に該当する操作が少しAndroidと違うので、そこくらいでしょうかね。でも基本的な考え方は一緒なので、すぐに慣れます。

確か、共有(インテント)の操作ってAndroidが先に導入されたんですよね。

(6) 動作のスムースさ


動作のスムースさは流石iPadというか、無印iPadは今年はまだ新デバイスがリリースされていないので、チップも最新のものから1世代前ですし、メモリも2GBと今時のAndroidスマフォからしたら全然多くないです。にも関わらず、動作でもたつく場面をほとんど感じることがありません。

Amazonプライムビデオの閲覧も、Fireタブレットよりよっぽど安定して綺麗に見れますw

(7) バッテリー持ちの良さ


バッテリーも、まあ買ったばかりと言うこともあると思いますが、かなり持ちます。電力消費を抑えるための工夫は、いろいろとOSレベルなどでチューニングされているんだろうなということを感じます。

(8) アプリの互換性


これは事前にわかっていたことですが、Androidで使っていて、iOSで使えないアプリはほとんどないですから、その点について不便を感じることはなかったです。MicrosoftのOfficeMobileアプリもそのまま使えますので、ビジネス文書を作るのにも普通に使えます。
もちろん、Googleサービス系のアプリもだいたいそろっています。

(9) アカウントの互換性


基本、Appleの標準アプリ(カレンダー、メール)も含め、Android等で使っていたGoogleアカウントはそのままiPadでも使えますので、メールのやりとり、予定の確認などはiPadでも不便なく行うことが可能です。

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結果として、思いのほか普通に使えてしまうので、ブログのネタにするにはあまりにも面白くない感じになってしまうと言うのが難点だなと思いましたw


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