MSX0が着弾 #MSX #MSX0


クラファンでバックしていたMSX0(PLAN A)が着弾いたしました。

バックした当初は、MSXが復活するだけでお腹一杯、IoTって何それおいしいの?ぶっちゃけMSX存続のためにお布施はするけど、そんなに使わないかもな・・・状態だったような気もするのですが、なぜだかそれからポケコンでSPI通信してみたり、ArduinoのYM2151シールドを一生懸命作ってみたりとか、期せずしてIoTにすこーしだけ足を踏み入れていた矢先に着弾したのも、なんというか運命的と言いますか(大袈裟)。


使い始めるには

正直、中の人はM5Stackはなんとなく聞いたことはあるけど、使ったことがない状態で着弾しましたので、箱開けて取り出しても、まずどれが電源ボタンなんだというところから始まり、起動したけど上下スワイプでなぜか2つMSXが起動したりとか・・・?とあたふたしてしまいました。


まずは、西さんが頑張って仕込んでくださったmicroSDをPCで開き、「1_MSX0Stack利用方法.pdf」を開きましょう。これを読み進めればだいたいの使い始めの操作はわかります。


各パーツの使い方

Facesという土台になるパーツ(本体=画面の付いたCore2やキーボードを繋いでいるやつ)はねじ止めでCore2やKBを固定しているので、まずそれを外します。

電気的な接続は2列のピンヘッダでしているので、ねじを外しただけでは急にバラバラにはなりません。ピンヘッダ、コネクタを軽くグイグイっと持ち上げれば外れます。


これら以外のパーツも初めてなのでよく使い方が分からなかったのですが、

これは充電台なんでしょうか。USBケーブルを挿してMSX0を載せると充電されます。磁石がついているので、ピタッとくっついて充電するのがいい感じです。

通常のM5StackであればPC側からプログラムを流し込むのにも使えるのかもしれませんが、MSX0の場合はそういう使い方はしなさそうなので、充電台としての役割が主になるのかもしれません。


この充電池むき出しのパーツは、Battery Bottomというもので、その名の通りバッテリーの電源を供給するパーツのようです。キーボードを付けずにコンパクトに使う場合はこちらの出番ということになるみたいです。ちなみにこのパーツにもさっきの充電台は対応しているので、充電するためにいちいちUSBを抜き差しする手間はなくて済みます。また、現状MSX0では直接使えないかもしれないですがM5 StackのPORT B/PORT Cの端子も付いています。

コントローラのパーツは説明不要ですね。キーボードと取り換えて使えますが、まだ実は試してはいないです。とはいえ、添付しているザナックをこのコントローラでクリアするというのは、おそらく地獄の苦行過ぎるのではないかという気もしておりますがw


2つのMSX0

最初、よくわからなかったのが、画面を上下スワイプすると2つのMSXが別々に起動することでした。これは、どうも1つ目のMSXがメインで、2つ目のMSXはあくまでも本体設定用のメニューを出したりとか、サブ的に使わせることが目的のようです。メニューもMSX BASICで書かれていて、ほとんどの本体設定項目はIoT BASICからいじれるようなので、メニューは頑張れば独自にいろいろ拡張したものが作れるようです。

今、中の人は何も思いついていませんが、もしかするとこのデュアルMSXを使って何か面白いことをさせる達人が現れるかもしれないですね。


Windows用のリモデソフトは便利でマスト

往年のポケコンがそうであったように、MSX0も時代を経て当時とは比べ物にならないほど身軽な体になり、どこにでも持ち出してMSX BASICでプログラミングができるようになってしまいました。

というとロマンがあるように思えますが、ただいかんせんMSX0は小さすぎます。

キーボードもちゃんとはしていますが、本格的にタイピングできるようなものでもないので、そうなるとやはりPCでプログラムを作って、MSX0に転送して・・・みたいなスタイルを考えることになると思います。

その場合には、添付している専用のリモートデスクトップソフトを使うと良いと思います。

これを使うと、PCの画面やキーボードを使ってMSX0で直接プログラムを作ることができ、転送の手間もありません。


これは次の記事で紹介する予定のものですが、PCの画面上にMSXの画面がそのまま表示されていると思います。倍率も選べるので、3倍くらいにして表示すれば文字も大きく見え快適にプログラミングできるんじゃないかと思います。


とりあえず現場からは以上です。


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