先日届いたTitan Slimはそれなりに使っているものの、ここ近年にないペースで毎年のようにQWERTYスマフォを入手できているので、正直なところ、物理KB端末がキターー！くらいでは、中の人のテンションが持続しなくなる、というある意味かなり贅沢な状況が発生しています。
で、そんな物欲を持て余している中で、Microsoftの２画面変態スマフォであるSurface Duo2が定価の35%オフで買える！というニュースを目にしたのですが、割引率は確かにかなり大きいとは言え、値引き後の金額でも軽く10万円オーバーなので、物欲のネタとして突撃するにはなかなか・・・と踏み切れずにいたら、セールが９月末で終わってしまい、振り上げかかった拳（物欲）の落とし所を失ってしまった中の人です。
Surface Duo2以外のスマフォを何か買ってしまうというのも考えたのですが、中の人くらいの変態になると、ノーマルなハイエンドスマフォを見ても全く物欲がわかず、といってここ最近のスマフォでこれといった変わり種も見つからず・・・という状況でｗ
そもそも中の人がSurface Duo2に興味を持ったのは、QWERTY端末に求める文字入力のポテンシャルではもちろんなく、主に閲覧目的での画面が大きめの端末が欲しかった（でもタブレットまで行くと持ち歩きがちょっと面倒だしiPad miniは値が張るし）という点がキッカケだったのですが、それならば７インチのUMPCもありなのかなーっと思ってしまって近所のドンキホーテで２４時間いつでも買えるという条件が重なり…意識が回復したら目の前にこいつがあったというｗ まあそんな感じです。
弊ブログにしては、発売後５か月程度のブツを買うこと自体が稀ですが、話題としての旬はたぶん発売直後に終わっていると思いますので、まあ今更誰得感は相変わらずというところでしょうか。
もちろん購入前にネットでの評価は見て回りましたが、おしなべてどのサイトも「低スペックで遅い」「実用はできないおもちゃ端末」という評価が圧倒的多数で、中の人もそのへんは認識の上で買いました。
とはいえ、中の人の想定する使い途は
- ネットサーフィン
- 電子書籍閲覧
- YouTube鑑賞
- SNS閲覧、書き込み
- ブログの編集、仕上げ
- 古い環境（古いWindowsOSでないと動かないソフト等をVirtualBox等で）の保全
- エミュレータの稼働環境用
と言った具合で、仮想化やエミュレータ関係以外は性能をそれほど求められなそうなので、まあ、ありなのかなと思ったところはあります。
購入したばかりなのでちょっと甘めの評価にはなると思いますが、
- ネットサーフィン
- 電子書籍閲覧
- YouTube鑑賞
あたりは、確かにちょっともたつきはあるのですが、我慢できないほどかと言われればそこまででもないような気がします。見るサイトとかによるとは思いますが。
閲覧の観点で言えば画面の話になると思いますが、NANOTE NEXTの画面は７インチなのに解像度は1920x1200のIPS液晶なので、画面はとてもきれいで高精細。保護フィルムもあらかじめ貼られていて、手間なく親切です。Windowsの設定では、表示サイズは200%に設定されています。この設定が効かないようなアプリだと、はっきり言って文字が小さすぎて読めないくらいです。
また、液晶はタッチ対応です。画面が小さい端末なので、タッチで操作できるのは実はかなり重要で、これが操作ストレスの軽減にかなり効果を発揮します。
- SNS閲覧、書き込み
- ブログの編集、仕上げ
に関しては、もちろん買う前からキーボードの配列が超変則なのはわかっていました。何も気にせずタッチタイプでガンガン文章入力できる、ということはもちろんないのですが、アルファベットのキーはそれなりのキーピッチでタッチ感も悪くないので、予想していたよりは入力できるな、という印象です。
ポインティングデバイスもそれほど期待はしていなかったのですが、使いやすい！とまではいかないですが、といって使う気がしない！というくらいにひどいということもなく、それなりに使えます。タッチ操作対応なことも相まって、ストレスになるかならないかのギリギリのバランスを保っている感じがします。
強いて言えばポインティングデバイスのクリックボタンの手前にある筐体の淵の部分が出っ張っていて、クリックにちょっと邪魔な感じがするのは、改善してほしいところかなという感じですが、まあ慣れるでしょうからあまり気にはしていません。
仮想化、エミュレータ関係はまだあまり試せていませんが、VirtualBoxでWindows2000あたりをインストールしてみた感じでは、それほどもたつくような感覚はなかったです。意外と、それなりに動いてしまうのではないかという感触があります。
各種エミュレータについては、今後検証してみようかと思います。
昔で言えば中の人も持っていたFMV-LOOXあたりに近いフットプリントのような気がするのですが、当時はそういう端末は20万円前後とかしていたような記憶がありますので、現代目線では非力な部類とはいえ、この手の端末が税込約3.3万円で買えてしまうのは、なかなか良い時代だなあとつくづく思います。
ちなみにドンキホーテで買い物するのが、今回が人生初だった中の人です。
いったん現場からは以上です。
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