昨年末にCX5Fを入手して、いろいろと音楽演奏(ほとんどはTINY野郎さんの演奏デモですが)を試したり、MegaFlashROMを入手してROMのファイル化・保全やら遊んでおりますが、やっぱりところどころMSX2以上の機能があるといいなあと思うこともありまして。
市場(主にオークションとフリマですけど)では結構な高値がつくこともあって入手ハードルはなかなか高いのですが、今回はそこそこの値段(ぶっちゃけCX5Fと同じくらいの価格)でCX7M/128を入手することができました。心配していたキーボードや映像出力も良好で、なかなかコスパの良い買い物だったと思っておりますw
本当は、「MSX1なのになぜかMSX2相当のVDPを搭載している変態機種」でお馴染みのYIS503IIあたりが欲しかったところなのですが、なかなか適当な出物がなく。
ちなみに、CX7M/128などヤマハMSXのCX型番の機種はシンセサイザーのカテゴリーになっているらしく、令和の現代においても、ヤマハの公式ホームページで生産完了品として紹介されているというなかなかに希有な存在です。
ヤマハ | CX7M/128 - シンセサイザー・音楽制作 - 概要 https://jp.yamaha.com/products/music_production/music-computers/cx7m_128/index.html
また、CX7/128という「M」が付かない型番のものも存在していまして、こちらはFMサウンドシンセサイザーユニットII「SFG-05」がオプションになっているもののようです。中の人が入手したCX7M/128には、運良く標準添付品のSFG-05が装着されておりました。
中の人が先に入手したMSX1のCX5Fと比較しますと、こんな感じに進化しています。
・独自のリアスロット(実質MSX標準と同じピン配置だがオスメスが逆)が廃止され、標準カートリッジが2スロットになった
・コンポジット映像出力がDIN5ピンではなく普通のRCAになったので専用のケーブルが不要になった
映像・音声系の出力端子一覧。 左からRGB、VIDEO、AUDIO、RFと並びます。 |
・本体背面にリセットボタンがついた(CX5Fではリアスロットのあったあたり)
本体背面の左端にひっそり佇むリセットボタン (あまり使わないですが) |
とまあ、ここまでなら、うん、正常進化ね、って思うじゃないですか。
だが、そこで終わらないのがヤマハです。
なんと、
ま、おそらくは・・・
サイドスロットはほぼほぼSFG-01/05で埋まっちゃうから、せっかくの拡張性がスポイルされてつまらない。
↓
かといってサイドスロットを2つも搭載するのは物理的に無理すぎる。
↓
じゃあ、小さいサイズのスロットを増やせば良いじゃない。
とでも思ったのでしょうかねww
ヤマハMSXのこの自由な感じ、素敵すぎます。
もちろん、特定機種でしか搭載されていないこのスロットのカートリッジが市場に出回っているはずもなく、単なる飾りでしかないよね。と中の人も思っていたのですよ。
しかし、世の中は広い。
eBayでこんな出物がありまして。
https://www.ebay.com/itm/Yamaha-MSX-mini-cartrige-PCB-and-connector-for-CX5M-CX7M-YIS-503-YIS-604-ROM-DIY/154335181730
自分でROM焼いて、半田付けして、ミニカートリッジスロットをDIYするためのキットですww
まあ、作れるかどうかはともかく、こんなの、買っておくしかないじゃないですか。
もちろん中の人はEPROMなど自分で焼いたことはありませんが、道具や材料(EPROMライターやEPROMデバイス)はまだどうにか手に入るようなので、キットが届いたらそちらも調達してチャレンジしてみようと思っております。
msx.orgなどの情報によれば、ミニカートリッジスロットは物理的にはMSX標準の形状ではないのですが、MSXからは1つのスロットとして認識される(これはサイドスロットも同じですね)らしいので、別にヤマハ独自のROMじゃなくても焼けば認識されるっぽいです。世界で一つのROMカートリッジが作れるかもww
Yamaha Mini-Cartridge Slot - MSX Wiki
だが、そこで終わらないのがヤマハです。
なんと、
という謎独自拡張がww
サイドスロットはヤマハの個性だし下位互換のこともあるから残すのは理解できるとして、リアスロットをやめたと思ったらまたぞろ独自スロットですよw
ま、おそらくは・・・
サイドスロットはほぼほぼSFG-01/05で埋まっちゃうから、せっかくの拡張性がスポイルされてつまらない。
↓
かといってサイドスロットを2つも搭載するのは物理的に無理すぎる。
↓
じゃあ、小さいサイズのスロットを増やせば良いじゃない。
とでも思ったのでしょうかねww
ヤマハMSXのこの自由な感じ、素敵すぎます。
もちろん、特定機種でしか搭載されていないこのスロットのカートリッジが市場に出回っているはずもなく、単なる飾りでしかないよね。と中の人も思っていたのですよ。
しかし、世の中は広い。
eBayでこんな出物がありまして。
https://www.ebay.com/itm/Yamaha-MSX-mini-cartrige-PCB-and-connector-for-CX5M-CX7M-YIS-503-YIS-604-ROM-DIY/154335181730
自分でROM焼いて、半田付けして、ミニカートリッジスロットをDIYするためのキットですww
まあ、作れるかどうかはともかく、こんなの、買っておくしかないじゃないですか。
もちろん中の人はEPROMなど自分で焼いたことはありませんが、道具や材料(EPROMライターやEPROMデバイス)はまだどうにか手に入るようなので、キットが届いたらそちらも調達してチャレンジしてみようと思っております。
msx.orgなどの情報によれば、ミニカートリッジスロットは物理的にはMSX標準の形状ではないのですが、MSXからは1つのスロットとして認識される(これはサイドスロットも同じですね)らしいので、別にヤマハ独自のROMじゃなくても焼けば認識されるっぽいです。世界で一つのROMカートリッジが作れるかもww
Yamaha Mini-Cartridge Slot - MSX Wiki
https://www.msx.org/wiki/Yamaha_Mini-Cartridge_Slot
強いて難点があるとすれば、
・カートリッジスロットが電源連動(抜き差しすると電源が切れる)のでROM吸い出しなどのために後差しが出来ない
・PAUSEボタンがない(これもROM吸い出しのためですがw)
・スロットを2スロットにしたこともあってかCX5Fよりややフットプリントが大きい
くらいですかね。ただ、最初は知らなかったのですが、MegaFlashROMを使えば、カートリッジの後差しはしなくて済む方法があったりします。これはまた別記事でご紹介しますね。
強いて難点があるとすれば、
・カートリッジスロットが電源連動(抜き差しすると電源が切れる)のでROM吸い出しなどのために後差しが出来ない
・PAUSEボタンがない(これもROM吸い出しのためですがw)
・スロットを2スロットにしたこともあってかCX5Fよりややフットプリントが大きい
くらいですかね。ただ、最初は知らなかったのですが、MegaFlashROMを使えば、カートリッジの後差しはしなくて済む方法があったりします。これはまた別記事でご紹介しますね。
ということで、ますますどこへ向かっているか不明になってきた弊ブログですが、思いつくままに遊んでいこうと思います。
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