[今更誰得] ヤマハMSX+MegaFlashROMを使ってTINY野郎さんのSFG-01+MIDI音源用演奏プログラムを楽しむ #YAMAHA #MSX #MegaFlashROM

ということで、なかなかの長い道のりの末、ここまで来たという感じですが・・・。

思えば、YouTubeでTINY野郎さんの演奏デモ動画を見て、ヤマハのMSX(+SFG-01)ってこんなスゴい音出せるのかぁ~と感動し、是非試したい!というところからヤマハMSX入手計画がスタートしましたので、これが一つの到達点ということになります。

現在はMSX2のCX7M/128もあるので、選択肢が若干増えるのですが、MSX1オンリーだと、どうしてもMegaFlashROMを使わないとTINY野郎さんのデモ演奏プログラムが動かせないということで、MegaFlashROMも入手し、準備も整って、いよいよ、という感じです。

手順としては、TINY野郎さんのドキュメントのとおりにやればいいだけなので、改めて中の人が書くまでもないのですが・・・

(1) TINY野郎さんのYouTubeチャンネルに行き、SFG-01で演奏させている動画のページを見る




(2) 概要欄にzipファイルへのリンクが張られているものは、演奏プログラムなので、これをダウンロードする

たとえば、↓のような動画の概要欄に、「MSX2用DISKイメージ・MSX用ROMイメージはこちら」というリンクがあるので、これをダウンロードします。
 


(3) zipファイルを展開し中に含まれている「~.ROM」というファイルを、MegaFlashROM用のmicroSDにコピーする

(4) 上記のmicroSDをセットして、MSXを起動する

(5) MSX2の人はMultiMenteというファイラーが起動するので、[L]→[B]とキー入力してBドライブ等に移動し、目的のROMファイルのところで[Enter]を入力すると、MegaFlashROMへの書き出しが行われるので、終了後リセットするか、電源を切って再起動する

(6) MSX1の人は、[B:][Enter]→[opfxsd ~.rom /メガROMオプション指定 /x][Enter]と実行すると、MegaFlashROMへの書き出しが行われ、そのままROMが起動する
※オプション指定はTINY野郎さんのアーカイブ内にあるREADME.txtに書かれていますのでそれに従います

(7) 素敵な音色を楽しむ。(ちなみに、SFG-01についているRCA端子からも演奏の音声は出力されています)

基本、何も難しい手順はなく進みます。

あとは、MIDI音源と同時演奏のものをどうするかですが、中の人は最初、SFG-01とPCをMIDI-USBで繋いで、PC側にソフトウェアMIDI音源を用意して、同期させる方法を考えました。

これだと、ケーブルだけは必要ですが、音源が必要ないので、一番お手軽かなと思ったからです。しかしながら、結果としては、微妙にFM音源とMIDI音源の発声がずれてしまうので、NGでした。

そうなると、まあ、音源も実機を入手しないと、ということになりますね。
ということで、入手してみました。

TINY野郎さんのデモ演奏プログラムは、CM-32Lというローランドの音源を想定したものになっていますが、中の人が入手したのは、ヤマハのTG300という機種です。

MIDIというのは単なる演奏の命令プロトコルみたいなものらしくて、MIDI音源でどんな音色が割り当たっているとか、どんな音色に設定されているかとかは音源ごとに違うようなのですが、TG300はローランドが提唱していたGSという規格のエミュレーションもできるようになっているので、たぶん、結構想定に近い感じで出ているんじゃないかと思います。

SFG-01とTG300の発音を同時に聴くには、
・[SFG-01のMIDI OUT端子]→[TG300のMIDI IN端子]をMIDIケーブルで接続
・[SFG-01の音声出力端子]→[TG300の音声入力端子]をRCAケーブルで接続
とつないで、TG300の音声出力(ヘッドフォン端子)から聴けばOKです。

結果は↓こんな感じです。


ほんと、いい音です。ずっと聴いていたくなります。
皆さんも機会があれば、ぜひ。


 

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