[今更誰得] MSX用のCMTケーブルを自作する #MSX

昨年12月にヤマハのCX5Fを入手したのですが、この機種はFDDはついておりませんので、外部記憶となるとまずはカセットインターフェースになります。

ただ残念ながら落札した本体にはCMTケーブルがついていませんでした。
これもオークションで入手するという手もありますが、通販なども含めて、だいたい2,000円以上するので、思ったより値が張るなというイメージです。

幸いにも映像・音声ケーブルとは違って、CMTコネクタはMSXの標準仕様通り(ちなみにMSX以外の機種でも同じピンアサインの物が結構あるようです)ですから、参考情報は映像・音声ケーブルと比べても沢山ヒットします。

参考サイト

PC-6001mk2修理記録(3)CMTケーブルを作る http://eighttails.seesaa.net/article/243202665.html 

piroyan’s Lablog::カセットインターフェースの製作
http://lablog.piroyan.com/index.php?e=24&PHPSESSID=e48e17b94e3729db940e69f1325a26f7

まあ、映像・音声ケーブルと同じく、中の人のつたない説明より上記サイトを見た方が早いでしょうww

材料

  • 8ピンDINプラグ
  • 2芯のケーブル(中の人は「ロボットケーブル」を使いました) 
  • 3.5mmの音声ジャック(※) 2個(SAVE/LOAD用)
  • 2.5mmの音声ジャック(※) 1個(REMOTE用)
※通常はプラグで良いのですが、中の人はポケコン用のオス-オス接続ケーブルを持っているので、ジャックにしました。

作り方


DINコネクタにピンアサイン通りケーブルを繋ぐのみです。

※画像は、「MSX Datapack wiki化計画」さんより引用しています。


コネクタの仕様はMSXの標準通りで、コネクタの裏面から見たとおりに繋げばOKのはずです。

・・・と、ここまでならエントリをあげる意味もあまりないかもしれませんが、前のエントリで映像・音声ケーブルを作ったときに使ったDIN5ピンコネクタの予備とRCAケーブルから切り落としたプラグが余っているので、これを使ってCMTケーブルの代わりを作ってしまうという手もあります。

リモート端子のピンは6,7ピンなのですが、ぶっちゃけた話、PCの音声入出力をデータレコーダの代わりに使うなら、リモート端子は必要ないとも言えますので、DIN5ピンにあるピンだけあればよいわけです。費用をケチるなら、この余った部品で作ってしまう手もあります。
SAVE/LOADだけなら赤で示した範囲しか必要ない

RCA→オーディオジャックへの変換ケーブルは必要ですがw

できあがりはこんな感じです。


これで、テープへの保存(実際にはPCのオーディオで保存ですが)と読み込みができるようになりました。

PCとかスマフォとか、テープ代わりのデバイスが使えれば、メディア劣化の心配もないですし、思っているほどカセットインターフェースも面倒じゃないかなと思います。

当時はFDDとどうしても比較されるので、ダメな外部記憶装置の筆頭みたいな扱いだったような気もしますが、今となってはFDDよりも扱いが簡単なんじゃないかとすら言えますよね。

徐々に、CX5Fの環境も整ってきました。
これで、いろいろ遊べそうです。



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