ヤマハのMSX CX5FやYIS503は全部で3個のカートリッジスロットを搭載しています。
1個目は本体上面のスロットで、これはMSX標準のカートリッジスロットです。
2個目は「サイドスロット」でヤマハMSX独自のスロットです。ここにSFG-01などの拡張カートリッジを挿すことで他社のMSXとの決定的な差別化を図っていました。
ちなみにMSX内部からはサイドスロットは「スロット3」として認識されます。
3個目は「リアスロット」でこれもある意味ヤマハ独自のスロットです。
50ピンのオスコネクタとなっていて、カシオMSXなどにも見られる、拡張ボックスなどが繋がりそうに思えますが、おそらくこのリアスロット専用のオプションは結局発売された形跡はなく、マニュアルで紹介されている用途は「シングルカートリッジアダプタ」というオプションを経由して、MSX標準カートリッジを繋ぐ、というものですw
リヤスロットの使い方(CX5F取扱説明書より引用) |
なので、このパーツさえあれば、CX5F/YIS503も通常の2スロットのMSXになれるわけですが、いかんせん入手が困難過ぎます。
とか思っていたら、Twitterで驚きの情報がもたらされていました。
ヤマハ CX5F/YIS503(MSX)を簡単に2Slot化する方法。※ビクター HC-6も同じ方法で2Slot化出来るはず。
— たかトン@JNR (@Takaton_JNR) September 27, 2020
電子部品通販 M.A.D.さんで販売されている50ピンカードエッジコネクタを2つ、画像のようにハンダ付けして本体背面コネクタに挿せば 2Slot化完了!https://t.co/x6uLIyXWY9 pic.twitter.com/GZVy6iLjLB
なんと、このリアスロットは、MSXの50ピンカートリッジのオスメスを逆転しただけのスロットだったのです・・・
こちらの方法で私のCX5Fも2スロット化出来ました。ありがとうございます。これで宿願だった沙羅曼蛇の真のエンディングが見れますww pic.twitter.com/0fVM3J6HiQ
— MobileFF (@mobile_FF_) December 17, 2021
作り方は、本当に50ピンカードエッジコネクタの両端を根気良く繋ぐだけです。ピンによって繋ぐ箇所を変えるとか、そういうのは一切なく、素直に繋ぐだけです。
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