[今更誰得] CX5F/YIS503のリアスロットに標準MSXカートリッジが装着できるようにする #MSX #CX5F #YIS503

 ヤマハのMSX CX5FやYIS503は全部で3個のカートリッジスロットを搭載しています。

1個目は本体上面のスロットで、これはMSX標準のカートリッジスロットです。

2個目は「サイドスロット」でヤマハMSX独自のスロットです。ここにSFG-01などの拡張カートリッジを挿すことで他社のMSXとの決定的な差別化を図っていました。

ちなみにMSX内部からはサイドスロットは「スロット3」として認識されます。

3個目は「リアスロット」でこれもある意味ヤマハ独自のスロットです。

50ピンのオスコネクタとなっていて、カシオMSXなどにも見られる、拡張ボックスなどが繋がりそうに思えますが、おそらくこのリアスロット専用のオプションは結局発売された形跡はなく、マニュアルで紹介されている用途は「シングルカートリッジアダプタ」というオプションを経由して、MSX標準カートリッジを繋ぐ、というものですw

リヤスロットの使い方(CX5F取扱説明書より引用)

なので、このパーツさえあれば、CX5F/YIS503も通常の2スロットのMSXになれるわけですが、いかんせん入手が困難過ぎます。

とか思っていたら、Twitterで驚きの情報がもたらされていました。


なんと、このリアスロットは、MSXの50ピンカートリッジのオスメスを逆転しただけのスロットだったのです・・・

だから、なんで最初から標準スロットにしとかないのかとww

というわけで、中の人もこの方のご案内通りに電子部品通販M.A.D.さんでコネクタを2つ買って、自作シングルカートリッジアダプタを作ってみました。


作り方は、本当に50ピンカードエッジコネクタの両端を根気良く繋ぐだけです。ピンによって繋ぐ箇所を変えるとか、そういうのは一切なく、素直に繋ぐだけです。

最初のツイート主の方のように、カードエッジを直結するだけでも50か所のはんだ付けですが、中の人は、背面にあまり出っ張りすぎると設置スペース的にきついかなと思い、コードで繋いでみました。

そうすると、両端の50ピンにそれぞれはんだ付けすることになるので、合計100か所のはんだ付けですww

はんだ付け100本ノックww

やり始める前に気づくべきでしたね・・・。

これさえあれば沙羅曼蛇の真のエンディングは見れるし、10倍カートリッジもFMPACも繋げますww


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