[TitanPocket] 着弾いたしましたので第一印象を #UnihertzTitan #TitanPocket

9/3に着弾いたしました。
初代Titanのときは少し遅れての着弾(まあ年末か正月明けか、くらいの誤差ですが)だったのですが、今回はどうも第一便に当たったようで幸運でした。

9月というのは予告されていましたがまさか月初だとは想像もしていなかったので、最初梱包されたブツを見ても、何が届いたのか想像つかず、開けてびっくり玉手箱状態(古い表現)で。

まあ弊ブログなどをご覧いただくような奇特な皆様はBlackBerryマニアでもいらっしゃることと存じますので、そういう層の皆様に向けた表現でひとことで言うならば、第一印象は

ツールベルトがついたAndroid搭載のQ10

ということになると思います。あ、ちなみにツールベルトというのはキーボード最上段にあるホームボタン、シフト、Alt、戻るボタンとかが並んでいるあの一列のことです。

まあQ10のところをClassicにするなら「Android搭載のClassic」でもっと短くまとまりますが、中の人的にはデザイン的にQ10っぽいかなと思った次第です。

ですので、これは本当に褒めているのですが、本当に良い意味で

ワクワクしません。

BB使っている人なら普通に普通の端末として使えるんじゃないかと思います。

もちろん、古き良きBlackBerryのサイズ感がお好きな方で、このサイズの端末が久しぶり、という方であれば、あの頃を思い出してエモーショナルな感覚に浸れるという意味でのワクワクはあるんじゃないかと思います。中の人もTitanPocketを触っているとQ10の生まれ変わりかのように見えてしまってつい感情を揺さぶられる瞬間が多々あります。

しかしながら、この「普通に普通の端末として使える」は初代Titanから続けて使っている中の人だからそう思う部分も結構あって、おそらく初代を見送っていきなりPocketから出資した方にとっては違和感ある部分もあるかもしれません。

代表的なのがキーボードでしょうか。まあここがこのタイプの端末で一番ポイントなので重要なのですが、Pocketのキーボードは実はQ10やClassicを踏襲したものではなく、単に「Titan(Passportオマージュ)のキーボードをサイズダウンしてツールベルト部分をカスタムしたもの」です。なので、シフトもAltも最上段に配置されていますし、最下段にスペースキーとアルファベットが混じる配列にになっていますので、タイピングには多少の慣れが必要かもしれません。

また、全角半角の切り替えはデフォルトですとソフトキーでしか行えません(AquaMozcは中の人は使っていないのでそちらを使えば出来るかも)。

その他、IMEのデフォルトはKika KeyboardというのをTitan/Titan Pocket向けにカスタマイズしたものなんですが、Symキーやソフトキーの「?!#」で出てくるソフトキーボードは流石にこのサイズだと大きすぎて画面が塞がりすぎてしまいます。

初代Titan


Titan Pocket


まあ、ソフトキーのパネルはAltとのコンビネーションがあるのでぶっちゃけ使わないで済ませることも可能だとは思います。Q10/Classic/OS7以前のBBの使い勝手が良いんじゃあーという方はAquaMozc使われるのが無難なのではないかと思います。私はPassportのIMEデザインに惚れ込んでいる奇特人種なので、PocketもKikaのまま使うと思います。

それと忘れてはいけないのが重量です。初代は鈍器と称され護身用ガジェットとしての殺傷能力も高く評価されましたが、サイズダウンしたPocketでもその能力は健在です。重さは貫禄の220g!



Q10は139g、サイズが大きいPassportでも195gですから、重量の比率を考えれば投擲時に敵に与えるダメージにも期待が持てそうです。



あとは、Titanから引き続きの方への注意があるとしたらですが、キーとボタンの配列が結構初代と変化しています。

まず使い勝手面で大きいかと思われるのはツールベルト上の◁と□の位置が逆になってしまったことです。いやまあ、初代がなんでその配置だったんだ(ユニハの中の人がサムスンマニアだったのか)っていうことなんでしょうが、個人的にはTitanは両手持ちが基本で、かつ位置的に右手の親指で◁が押せるのって結構便利なのでは?と感じていたので、Pocketでも踏襲してくれたら良かったんですが、届いたばかりの今はとにかく誤操作しまくっていますw

そして側面のキーも

初代Titan

左:PTT(赤いやつ) 右:ボリュームと電源

Pocket
左:ボリューム 右:PTTと電源

とPTTとボリュームが入れ替わってしまいました。
中の人はPTTボタンを結構重宝していたので、これも正直、現状は誤操作しまくっています。まあ、この手のものは慣れの問題なので、あまり気にはしていません。

改良点としては近接センサーが穴に埋まってないので、埃がたまってキャリブレーションが狂わなくなった(と期待される)ことですね。この点は電話としての使い勝手に影響するのでメイン端末にするなら割と重要だったりします。近接センサーがいかれていると電話かかってきた途端に画面が真っ暗(埃が近接センサーを反応させて画面を消灯させてしまう)になってしまって慌てるんですね。それがなくなるのは安心感あります。

クラファンでバックしてない方は一般販売を待つことになるかと思いますが、買いかどうかの分岐点は、Titanはマスマーケット向けの端末じゃないので、人を選ぶとしか言いようがないわけなんですが・・・BB好きな人もいろいろいるわけでw

キャンディーバー型BlackBerry端末経験者で、それが気に入っていた人
→慣れは必要ですが割と楽しめるかなと思います

BlackBerry KEYone、KEY2が至高だと考えている人
→KEYシリーズが持つ「画面サイズは普通の端末同様」でかつ「BB標準のキーボードがつく」というメリットがないので、サブとして玩具っぽく割り切って使うならありでしょうか

Passportのインダストリアルデザイン最高でPassportをそのままAndroidにしてくれればいいのにと思っている人(=中の人)
→薄くて軽い初代Titanを出して欲しいですとUnihertzに訴え続けましょうw Pocketはそのためのお布施と思ってですねw

QWERTY搭載端末なんて使ったことないよっていう人
→本当に普通のスマホとタブレットしか使ったことなくて、パソコンのキーボードも使ったことないみたいな人は、基本辞めた方が良いです(キーボード入力の楽しさが実感できないかなという意味で)。もし、店頭とか、知り合いで持っている人にじっくり触らせてもらって、ピンとくる何かがあれば、飛び込んでみても良いかも?

第一印象は以上です。
ちゃんとしたレビューや使い方のノウハウは、他を探してみてくださいねw







   
   
   

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