かつて、1986年に発売されたカシオのPB-1000というポケコンがありました。
中の人はカシオのPB-410が初めて買ったポケコンでしたが、確かこれを買った翌年くらいに出たポケコンだったと思いますが、とにかく驚くべきスペックのポケコンでした。
- 192x32(32列x4行)の広いディスプレイ
- タッチパネル搭載
- PCに近い配列のフルキーボード搭載
- 折りたたみ型(クラムシェル)の筐体
- FDDドライブ(MD-100)が利用可能
- 最大40KB搭載可能なRAM
タッチパネルを持っているポケコンなんて当時(というかその後もw)もちろんなかったですし、もちろんPCでもそんな機種はなかったと思いますので、まあすごい衝撃でした。
FDDにしても、当時低価格帯のPCではFDD非搭載でデータレコーダ(カセットテープ)でデータ記録しているものが普通にあったわけですが、それをポケコンで対応させるなんて!
折りたたみ型の筐体も今でこそ当たり前ですが、当時はノートPCの元祖といわれる初代Dynabookが発売されたばかりというくらいの時期ですから、まだまだ珍しかった時代です。
まあその他詳しいことは、中の人の説明なんかよりも「CASIO PB-1000 FOREVER!」をご覧いただくことをおすすめいたしますw
といったことで、中の人は当然、PB-1000がすご~く、ものすご~く欲しかったのですが、まあやはり値段もお高かったw
PB-1000本体が39,800円、MD-100が49,800円で合計すると89,600円w
当時の中の人にはとても手が出ず、気づけば30数年が経過しました。
今年の夏前に唐突に急激にポケコン熱が出てしまったことによって、各種オークションサイトを巡回するのが日課になってしまいましたが、そもそもPB-1000が出品されることは殆どなく、また中の人自身もPB-1000欲しい熱は長いブランクの間に冷めていた(と思っていた)ので、入手は考えていなかったのですが、9月下旬くらいになって、eBayに急にぽつぽつとPB-1000の出物が出るようになってきました。
そんな中で、偶然にも、FA-7とPB-1000を同時期に落札することができ、はるばる海の向こうから海外版のPB-1000が2週間、3週間の期間をかけてやってまいりました。30数年の時を超えた逆輸入ですw
手にしてみて、真っ先に思ったことは・・・もちろん、憧れた機械の入手ですから、感慨深いという思いはもちろんあるものの、とにかく、
デカい!w
折りたたみ式ですから、当然、開いて使うわけで、開くとなおさらですが、迫力が凄いw(現代の目線で見ると、ディスプレイ部の額縁の広さが凄いって気持ちにもなりますが)
ゴツイ重いデカイと揶揄されがちなUnihertz TitanというQWERTYスマートフォンと並べてもこの迫力ですよw
左 昭和のゴツいポケコン
— MobileFF (@mobile_FF_) October 21, 2020
右 令和のゴツいスマフォ
Titanがかわいく思えるPB-1000のゴツさよw pic.twitter.com/eL0Tzfge0W
FA-7に至っては、当たり前ですが一体化して使うオプションですから、それより一回り以上大きく、厚いのです。面積で言ったら9.7インチのiPadと同じくらいじゃないでしょうか。どうやったってポケットに入らないですw
#カシオ #ポケコン
— MobileFF (@mobile_FF_) October 23, 2020
FA-7キタァ
本体がでかいのでオプションもでかいw pic.twitter.com/4whC75RkKT
そして拡張メモリもデカい!w
後継機種のRP-33も32KBの拡張メモリなんですが、PB-1000用のRP-32との、この大きさの差よw
#カシオ #ポケコン
— MobileFF (@mobile_FF_) October 24, 2020
RP-32とRP-33ってカタログでしか知らないと、ちょっと固定用ネジの位置が違うだけで実は流用できんじゃね?って思ってしまうけど、そもそも大きさが大人と子供並みに全く違ったw PB-1000は全てがビッグサイズだな!ww pic.twitter.com/R51R5UHhjk
でもなんとも言えない魅力に溢れるマシンです。弊ブログでも何回かに分けていろいろ試してみたいと思います。
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