[ASUS][Zenfone5Z] Android10の電話アプリで、着信がフォアグラウンドにならない現象の対策について

ちょっと前になりますが、Zenfone5ZにAndroid10のFOTAが来たので適用してみました。

ぶっちゃけ、Zenfone5ZはAndroid8→9→10とOSバージョンアップが提供されていることはありがたいことではあるんですけど、正直申し上げると、これAndroid全般にも言えるような気がするんですけが、OSがバージョンアップしてUI/UXが改善されることって割と稀なような気がするんですよね。

端末の設計って、やはり最初にローンチするときのAndroidバージョンが当然ながらもっとも力を入れてデザインされているというか、プリインアプリであったり、ランチャーであったりがUI/UX的に一番最適化されてるんじゃないのかなと。

Zenfone5Zについても、バージョンアップするたびに、ランチャーやプリインアプリの使い勝手が微妙になっていく気がします。

前のバージョンまでは通知画面でWiFiとかBluetoothのアイコンの下にあるキャプションをタップすればそれぞれの設定画面に入れたんですが、Android10になったらON/OFFしかできなくなってしまいました。

あと、プチフリっていうんでしょうか、完全にフリーズするわけじゃないけど、数秒間操作を受け付けなくなってフリーズしたような状態になってしまうこともAndroid10になってからポツポツ起きるようになってしまいました。Android9のときまでは微塵もそういう挙動はなかったんですけどね・・・

まあそういう細かいことを言ってたらきりがないわけですが、現状、Zenfone5Zのプリインアプリで最も困っていたのが、電話アプリです。

スマートフォンは多種多彩なことができる端末で、「電話」としての用途は割合として少なくなっているかもしれませんが、完全になくなるわけではありません。それだけに、いざ必要なときはしっかり動いてくれないと困るんですが、Zenfone5Z(Android10)の電話アプリは

  1. 着信すると画面最上段のステータスバーが緑色になって着信を伝える
  2. 電話に出るには通知領域を上からスワイプで出して選択する
  3. フォアグラウンドに着信画面が出るので、右にスライドして電話に出る

というステップをデフォルトでさせられる(中の人が何もわからず設定してしまったのかもしれませんが)ので、電話に出にくい(手順が多く面倒、途中で手順を間違ってしまう、あたふたしているうちに留守番電話になってしまうなどなど)、もしくは着信に気づきにくいなど、不便なことこの上ありません。

で、試行錯誤した挙げ句、この挙動をOFFにすることができましたので、ご共有となります。

着信にフォアグラウンドで着信画面が表示されるようにする手順


①「電話」アプリを起動します




②アコーディオンボタン(・が3つのボタン)をクリックし「設定」をタップします



③「通話画面」をタップします



④「警告通知を使用する」がONになっていたらOFFにします



この電話アプリはASUS謹製のようですが、それに限らず、Androidの設定画面や個別のアプリの設定画面に出てくる単語については非常に分かりにくいものが多いと感じています。

警告通知を使用する」が「バックグラウンドの通知領域内だけで着信を知らせる」ことを意味するって、一体どのくらいの人が類推できるんでしょうか・・・

せめて、こういった設定画面の各項目に対して、長押しすると説明が表示されるとか、そういうヘルプ機能をもっと充実してほしいですよね・・・

もともと英語(ASUSだと中国語?)になっている項目名を日本語訳しているからしょうがないという部分もあるのはわかるんですが、初見で全く何を意味しているか理解できないような単語があるというのはあんまりだなあと思うんですよね・・・

ご参考になりましたら幸いです。




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