[今更誰得] MODE1 RETROというガラホを買ってみた


携帯電話ショップ「テルル」を運営しているP-UPさんが手がけるガラホ「MODE1 RETRO」という機種があって、実はちょっとだけ気になっていたのですが、この手のガジェットの取り扱いにおいてはお馴染みのイオシスさんで未使用品が出ていたので購入してみました。

ちなみにお値段は7,980円也。色はブラックです。

中の人はガラホといえばSHARPのSH-06GやFREETELのSAMURAI MUSASHIを購入したことがあります。どれも、ガラケーの折りたたみデザインとテンキーという共通なベースがありながらも、それぞれに個性があるなと感じます。

mobileFF's blog: [ガラホ] docomo SH-06G と FREETEL MUSASHIを比較するhttps://mobileff.blogspot.com/2016/07/docomo-sh-06g-freetel-musashi.html

やはり、作り込みの度合いとしては老舗メーカーのSHARPのSH-06Gが、きっちりと従来のガラケーに寄せたUIを用意していたり、端末の質感等含め、抜きん出ているなと感じられるのですが、SH-06Gはキャリア端末ということもあってか、GooglePlay非対応、WiFi非搭載というガッカリ仕様であることと、ディスプレイがタッチ不可であるためにAndroidアプリの直感的な動作を妨げてしまう(テンキー操作でマウス操作のように代替する手段はあるのですが)というのが難点でした。

今は亡きFREETEL(現MAYA SYSTEM)のMUSASHIは表裏にディスプレイを2枚搭載し、折りたためば普通のスマートフォン、開けばガラケーとして使える、という超個性派の端末です。SH-06Gでは出来なかったGooglePlayに対応、WiFiも利用可能、タッチ対応のディスプレイを搭載していますので、SH-06Gの不満はどれも解消されています。正直、コンセプトとしてはかなり好きな感じの端末なのですが、いかんせん


  • サイズが大きすぎ
    • 横幅がガラケーの幅よりかなり広いので、片手持ちではまともにボタンが押せない
  • リソースが貧弱
    • 搭載メモリが少なく、すぐにいっぱいになってしまうのでアプリがあまりインストールできない
  • Androidのバージョンが古い
    • バージョン5.xなので、現時点はまだ何とか動くアプリもそのうちサポート外になりそう
  • テンキー部のボタンの押しにくさ
    • テンキーパッドが独立でないシート式のせいか、押しやすさが今ひとつ

ということなどがあり、肝心のガラケー的運用があまりできませんでした。

そういった経緯があって、なぜ中の人がMODE1 RETROに注目したのかということですが、これはもう明らかで、これら2機種(特にMUSASHI)の難点を解消していることを期待したからです(もちろん、メイン用途ではないので、価格的に手を出しやすいことも大変重要ですがw)。

MODE1 RETROは、

  • SH-06GのGooglePlay非対応、WiFi非搭載、タッチ非対応
  • MUSASHIの大きすぎるサイズ、リソースの貧弱さ、Androidバージョンの古さ

がどれも解消されているので、中の人のニーズに一番合うのかな?と思ったのです。




実際、
  • サイズ感は、MUSASHIの横幅63mmに対して、MODE1 RETROは56mm
  • 重量はMUSASHIが198g、MODE1 RETROは141g
  • AndroidバージョンはMUSASHIが5.1、MODE1 RETROは7.0
  • ストレージはMUSASHIが8GB、MODE1 RETROは16GB
といった具合に良い感じのスペックアップとサイズダウンになっています。

触ってみて


とまあここまではスペック上の話です。
実際、触ってみてどうなのかという点についてです。

と、書き出しておきながら、実はまだあまり触れていません。

もちろん、メイン端末としての運用は考えていませんし、中の人のイメージとしては、連絡手段と情報取得に特化して(通話・メッセージング用途・情報収集用途に絞って、他のアプリはプラスアルファで入れる)セットアップする方針です。入れたアプリは次のようなものです。


  1. Chrome
  2. Messenger Lite(facebook)
  3. WhatsApp
  4. LINE Lite
  5. Twitter
  6. TwitPane
  7. Feedly(RSSリーダー)
  8. AbemaTV
  9. MAPS.ME(オフライン対応地図アプリ)
  10. 駅探
  11. 乗換路線図
  12. Slack(コラボツール)
  13. Microsoft Teams(コラボツール)
  14. SMARTalk(IP電話アプリ)


画面の狭さが気になることはありますが、変にガラケーに寄せることはせず、比較的素に近いAndroidを搭載しているので、どのアプリも特に問題なく動いてくれます。
ランチャー(ホーム)アプリだけが、MUSASHIと同様、若干ガラホ向きのものになっていることと、IMEがテンキー打ちに対応したものになっています。

とはいえ、常用するかといわれれば、正直、しないとは思います。

ただ先日Zenfone5Zを修理に出したときに、代替機としてガラホっていうのもありかなーとは思いました。ガラホ+Passportという渋い運用もまた面白いかなとw
いわゆる、待機系として出番を待つ感じでしょうかね。


コメント