災害時のモバイルガジェットとしてKindleを見直す

今回の台風19号では各地に大きな被害があり、被災された皆様にはお見舞いを申し上げます。

かくいう中の人もおかげさまで被害はなかったものの、大変怖い思いをしました。
そんな中で、災害時のモバイルガジェットとしてちょっと見直したのが、おなじみ電子書籍リーダーのKindleです。

災害時には身体は無事であっても停電になってしまったりすると、モバイルガジェットには途端にピンチが訪れます。それはもちろん、バッテリーの問題です。

中の人のようなモバイルガジェット好きであれば、モバイルバッテリーの3~4個も持っていたりするでしょうから、ケチケチ節約しながら使えば数日間はスマートフォンのバッテリーを持たせることは出来るでしょう。

とはいえ、限られたバッテリーは災害情報収集を優先したいところもありますから、情報収集用のスマートフォンと、暇つぶしの用途は別の端末で・・・と考えたくなるのではないかと思います。

そこで、Kindleなんです。

正直なところ、平時の端末としてのKindleはオワコンに近い存在です。
スマートフォン、タブレットにもKindleアプリがあるわけですから、いくら専用でE-Inkの見やすさがあったり、専用が故に集中できるなどメリットがあるとはいえ、そのメリットと、余分に端末を持ち歩くことの面倒さを天秤にかけると、いつのまにかスマフォ・タブレットのアプリで済ませてしまう・・・というところがあるわけで、かくいう中の人も今ではすっかりスマートフォンアプリで済ませてしまっています。

ですが、災害時など電力供給に限りがある際の用途として考えたとき、Kindleはいろいろなメリットがあるのではないかと思い至りました。

災害時のモバイルガジェットしてみたときは、

・バッテリーの持ちがスマートフォンと比べると、とても良い
・あらかじめ書籍をダウンロードしておけばネットワーク接続がなくても読める

さらに、電子書籍ですからごく当たり前ですが、

・紙の書籍を何冊、何十冊と持ち歩くより圧倒的にかさばらない

という点は、やはり災害時、もしも自宅ではなく、避難所などのスペースや手荷物の限られた場所で過ごさないといけない場合にも、読める量の多さに対して、スペースを取らないというメリットがかなりあるのではないかと思います。

とか思いまして、今後の時のために多めにダウンロードしておこうとしましたら、割とあっという間に容量不足が起きてしまいました。中の人のKindle Paperwhiteはいつぞやのプライムデーかなにかで買った2016年モデル(第7世代)なのですが、もちろん一番安いモデルを買ったので、容量が4GBしかないんですね。普通の文字ベースの書籍でしたらおそらく十分な量なんでしょうけど、雑誌や漫画などのグラフィックス中心の書籍があったりすると、全然足りないのかもしれないですね。

そんなわけで、今更ながらこんなオワコンといわれる端末を買い換えようかどうしようかと悩む中の人でした。


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