Unihertz Titanの303gというのは他のスマートフォンで例えると、どのくらいなのかを調べてみる #UnihertzTitan


Unihertz Titanのスペックが明らかになったとき、これまた明らかにネットがざわついたのが「303g」という重量でした。

いまどき、300gを超えるスマフォって、いくらタフネス性能があるといっても、重すぎるのでは・・・という声が多く、かくいう中の人も「実は記載ミスなのでは?」と思ったくらいなのですが、それにしてはUnihertz側からも何のコメントもないので、おそらくはそのとおりなのでしょう。

そこで、中の人の独断と偏見で、ちょっと重そうなスマフォの重量をピックアップして調べてみることにしました。

(1) タフネススマフォ編


まずは、タフネススマフォだと、やっぱり重くなってしまうのか?という点について、タフネススマフォの代表選手を調べてみました。

京セラTORQUE G04



個人的にはWILLCOMでいろいろお世話になり、応援している京セラですが、今はタフネススマフォに強みを見出しているようです。ホームページを見るからに頑丈そうなスマフォですが、気になる重量は・・・


203g!Titanより100gも軽量です!

CAT S61



タフネススマフォといえば、もう1つ名前が上がるのはCATでしょうか。日本ではキャリア販売されていないので知名度は今ひとつですが・・・

さて、日本にも入っていない、外国のタフネススマフォならば、そのゴツさ加減からして、重量だって相当なものであろう・・・と予想するわけですが・・・


250g!Titanよりさらに53gも軽量です。


(2) 大きいサイズのスマフォ編


タフネススマフォ2つを見ても300gを超えていなかったので、やはり300gオーバーとなるには絶対的なサイズが大きいものでないといけないのでは・・・?と思い、調査してみました。

大画面スマフォといえば、GalaxyNoteあたりが該当するでしょうか。
また、既存機種でも外画面を売りにしていたスマフォがあるので、それらと比べてみましょう。

GalaxyNote10+



つい先日発表されたGalaxyNote10+です。画面サイズはもちろん大きいものをチョイス。

重量は・・・


196g!画面は6.8インチとビックサイズながら、重量はそれより小さいスマフォとなんら遜色ありません!


Xperia Z Ultra


ちょっと古い機種ですが、ズルトラという愛称で親しまれた大画面スマフォの先駆けでありますXperia Z Ultraを比較対象にチョイスしてみました。6.4インチと当時としてはなかなかの大画面ですし、少し古めの機種なので、技術的にもまだまだ軽量化はしきれていないのでは・・・と期待させますが、重量はというと・・・

212g!GalaxyNote10+よりは重いとはいえ、Titanの足元にも及ばない重さでしたw

iPhone XS Max



iPhoneの中では最新かつ大画面のXS Maxです。画面サイズは6.5インチとなると、それなりの重さであることが予想されますが・・・

208g!やはり、 Titanの303gには到底及ばない軽量スマフォということになりました。


(3) QWERTYクラムシェルスマフォ編


Titan発表以前にも、クラウドファンディングで成功したQWERTYスマフォがありました。Planet ComputersのGemini PDA、そして、新機種のCosmo Communicatorです。

これらは、クラムシェル型、キーボード搭載、そしてベンチャー企業の荒削りさというところで、なかなか軽量に仕上げてくるのは難しいはず。ということで調べてみましたが・・・

Gemini PDA


Gemini PDAは310g!ここに来て、ようやく300gオーバーの端末にめぐりあうことができました!

・・・って、Gemini PDAはクラムシェルですからね・・・まあそりゃそうだ、と。

Cosmo Communicator


ちなみに後継機種のCosmo Communicatorはというと・・・

まだ発売前ですが、Indiegogoのサイト上では約320gとなっています。まあ、これもクラムシェルであることを考えたらまあそりゃそうですよね、の世界。


(4)ちょっと古めのスマフォ編


やはりモバイル業界の技術も日進月歩。今でこそタフネス・大画面でも300gを大きく下回る機種ばかりですが、ちょっと時代を遡れば、300g超えのスマフォなんて当たり前にあったのではないか・・・ということで、QWERTYでちょっと古めの重そうなスマフォを調べてみました。

EM・ONE



SHARPの懐かしいEMOBILE端末1号機。中の人も気の迷いで買いましたが、なかなか楽しめる端末だった記憶があります。これ、スライド式QWERTYですし結構重いように感じていましたが・・・


250g!やはり今どきのスマフォと比較すれば重めではありますが、それでも300gには及ばず。


初代W-ZERO3(WS003SH)



まあ、国内でQWERTYスマフォといえばSHARPの独壇場なわけですが、やはり比較対象といえばこの機種は外せないでしょうというW-ZERO3。当時から、重さに注目していた人は皆無だったような気がしますが・・・


でも重量は見た目のずんぐりむっくり感に似合わず、220g!実はそれほど重くなかったのです。


IS01



上記でクラムシェルだから重くてもしょうがない、なんて書いてしまったのですが、そうです、SHARPのQWERTYといえば忘れちゃいけないメガネケースことIS01です。これ、面白い機種でしたねぇ〜。中の人も結構使い込んだ記憶があります。今のスペックで出し直したらそれはそれでそこそこ売れてしまったりしないのかなあと思う今日この頃。

気になる重量は・・・

227g!やはりそれなりの重量ですが、実はW-ZERO3とほぼ同じ、EMONEより軽いというなかなか予想外の結果に。

以上、いろいろ偏った感じの比較にはなってしまいましたが、結論として、Unihertz Titanの重さは、



サイズ感を考慮したらタフネスだとしてもやっぱりかなり重い

という結論になりました。

でもやっぱりなんでそんなに重いのかわからない・・・

もしや・・・バッテリーの容量が関係しているのかな?と思い、表にしてみたのがこちら。

DeviceBatteryWeight
Titan6,000mAh303g
TORQUE G042,940mAh203g
CAT S614,500mAh250g
Galaxy Note 10+4,300mAh196g
Xperia Z Ultra3,000mAh212g
iPhone XS Max3,174mAh208g
Gemini PDA4,220mAh310g
Cosmo Communicator4,220mAh320g
EMONE1,200mAh250g
W-ZERO31,500mAh220g
IS011,400mAh227g

まあ、はっきりしているのは、重さとバッテリー容量の因果関係というより、

Titanのバッテリー容量がとても圧倒的!

ということに注目ですねw

じゃあ実際に重いと、そんなに使いにくいのか?は実際手にとって見ないとわからないので、中の人はあまり気にせず待つことにします。どっちみち、届くのは早くて年末ですからねw


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