(20/1/5追記) コメントで教えていただきましたが、Chromebookではver76あたりからAndroidアプリ内でも全角・半角の切り替えができるようになっているようです。今、手元にあるChromebookはver79ですが、問題なく切り替えができていることを確認しています。
前のエントリがメールアプリの検証でしたが、やはり最近のはやりとしてビジネス上のコミュニケーションツールはチャットベースのものが良く使われるようになってきました。
あとは、手軽な情報収集ツールとしてのSNSもやはり使えるに越したことはないですよね。
というわけで、それぞれの端末でそのへんがどの程度使えるかを確認してみました。
対象となるツールは、SNSがTwitterとfacebook、チャットツールがSlackとMicrosoft Teamsです。
ちなみに機種は、ChromebookはASUSのC202SA、iPadは無印(第6世代 2018年)です。
Chromebook
① Twitter
ChromebookではTwitterはシェルフのアイコンをクリックすると、MobileWeb版がChromeブラウザとは別ウィンドウで開きます。個人的にはマルチカラムで運用できるTweetDeckというWebアプリが気に入っているので、もっぱらそちらばかりを使っています。
TweetDeck
https://tweetdeck.twitter.com/
TweetDeckは意外と知られてないかもしれませんが、最初はオリジナルのサードパーティアプリだったのですが、どこかのタイミングでTwitterに買収されて公式アプリになっています。
② Facebook
ChromebookではPCのフルブラウザが当然ながらChromeブラウザで動いているので、Androidアプリ版もインストール可能とは思いますが、Webブラウザ版を使っても特にこれといった不満はありませんので、Webブラウザ版をおすすめします。もちろん、許可すれば通知も来ますよ。
③ Slack
Androidアプリ版もインストールでき、動作しますが、現状のChromebookOSはAndroidアプリ内では全角・半角(Chromebook的には「あ」←→「US」)の切り替えが効かない仕様になってしまっているらしく、この手のチャットツールを使うにはそこがちょっと厳しい感じはします。実際のところ、Web版で使っても使い勝手の差はほとんどないので、ChromebookではWeb版が良さそうな気がします。
(2020/1/5追記) ChromeOSのバージョンによっては、切り替えが効かない仕様は改善されています。
④ Microsoft Teams
Office365を使っている人ならメリットが大きそうなのがTeamsでしょうか。
こちらも、Android版はインストールできますが、上記のSlackと同じ理由で、Web版で使ったほうが無難かもしれません。
(2020/1/5追記) ChromeOSのバージョンによっては、切り替えが効かない仕様は改善されています。
iPad
① Twitter
もちろん、Twitterは公式アプリもありますが、中の人はキーボードを取り付けて基本ランドスケープ(横長画面)で使うスタイルなんですが、公式アプリは単純にポートレート(縦長画面)前提のレイアウトを横にしただけで間延び感が半端ないです。
かといって、iPad歴の浅い中の人はサードパーティのアプリをあまり知らないので、なんとなくでAppStoreで検索して出てきた、かつ名前を知っているEchofonを入れています。Echofonを作っているUberMediaはBlackBerry時代にUberSocialというTwitterクライアントでお世話になっているので、その義理で入れたっていうのが理由なんですがw
Echofon
https://apps.apple.com/jp/app/echofon-for-twitter/id286756410
あとは、ちょっと癖がありますがマルチアカウント運用やTwitterとFacebook横断で使うとかには便利かもしれないHootsuiteなんかも用途によってはいいかもしれません。
Hootsuitehttps://apps.apple.com/jp/app/hootsuite/id341249709
② Facebook
まあ、これは公式アプリ一択でしょう。これも、Twitter同様、ランドスケープにしてもレイアウトは間延びしてますが、なぜかTwitterよりはマシに見えるのは何故なんでしょうw
③ Slack
iOSアプリ版が普通に使えますし、ちゃんとランドスケープにも対応しています。使い勝手に関しては申し分ないですね。
④ Microsoft Teams
Microsoftは自社のモバイルプラットフォームが終息してしまったので、まったくこだわりなくAndroidにもiOSにもアプリを提供していますよね。Teamsももちろん提供されていますし、当然ランドスケープにも対応しています。
まとめ
どちらも問題なくすべてのアプリ・サービスを使えるのですが、この手のアプリになるとやはりマシンの性能がやや使い勝手に効いてくる感じです。
Chromebookも基本動作はキビキビしていますが、Chromeで重めのWebアプリ(TweetDeck,Slack,Teams)を動かしていると、タブを切り替えてそのアプリを表示するときに、表示されるまでにひと呼吸(数秒)開く感じがあって、固まったか?と勘違いしそうになることもあります。まあ、そこを待てばあとは普通に動くので問題はないのですが、その点ではすべてネイティブアプリのiPadにやや優位性があるように思います。
こんにちは
返信削除ChromebookのAndroidアプリで入力切換できない件ですが、
ChromeOS v76(Android 9)では切り替えできています(USキーボードではCtrl+Spaceで切替)。
現在はBetaチャンネルがv76ですが、8月6日頃にStableチャンネルに来るみたいです。
匿名さん>
返信削除コメントありがとうございます!
承認待ちコメントの通知が来なくて、気づけておりませんでした…
ChromeOSのバージョンアップで解決しているようですね!
私も手元のChromebook(Ver79)で試しましたが、大丈夫でした。
Androidアプリの選択肢が広がると、活用シーンがずっと広がるので嬉しいですね。
AndroidプラットフォームがちゃんとバージョンアップされるのはBlackBerryOS10のユーザの目線からは羨ましい限りですw