コミュニケーションツールやファイルの共有手段としてのメールはオワコンと言われて久しい気がしますが、でもやっぱりなんだかんだビジネスではまだまだ利用されていますので、メーラーに何が使えるかは重要ではないでしょうか。
また、メールで文書を添付するような場合でも、ChromebookやiPadはクラウドでのファイル保存が前提の場合が多いでしょうから、メーラーがクラウドストレージとどのくらい親和性が高いかも意外とポイントなのかなあと思います。
ということで、クラウドと親和性の高そうなメーラーということで、GmailとOutlookを中心に確認してみました。
ちなみに機種は、ChromebookはASUSのC202SA、iPadは無印(第6世代 2018年)です。
Chromebookのメーラー
ChromebookではGmailはWeb・Androidアプリ、OutlookはAndroidアプリが使えます。
もちろんそれ以外のAndroid版のメーラの有象無象もありますが、ここでは割愛します。
まあでもやっぱりChromebookといったらGmailですよね?ってことで、シェルフ(Windowsでいうタスクバー)に初めから入っているGmailのアイコンも、もちろんChrome上のWeb版Gmailが起動するようになっています。
クラウドストレージとの連携についても、当然ですがGoogleドライブのファイルはシームレスに使えます。ただ最近はOffice365の利用が増加していて、クラウドストレージとしてもOneDriveを使うケースも増えていると思います。
実はChromebookではOneDriveアプリをAndroidアプリとしてインストールしてアカウント設定しておくと、添付ファイル選択の際のダイアログにOneDrive上のファイルもツリーが出てきますので、おすすめです。OneDrive自体はWeb版でも十分使えますが、ビジネスマンならこの機能のためだけにOneDriveアプリを入れておいていいんじゃないかと思います。
一方、Android版OutlookアプリではOneDrive for Business、OneDrive、Dropbox、Boxと連携することができるようになっています。なかなか多彩ですね。
iPadのメーラー
iPadはiOS標準のメーラー、Gmail、Outlook等が使えます。
クラウドという意味では、iPadはiCloudというApple特有のクラウドストレージが標準で使えるようになっていまして、やたらと何か保存する際にiCloudが選択肢として出てくるようになっています。中の人が買ったiPadはもちろん内蔵ストレージが32GBの廉価モデルですからw、クラウドにデータを簡単に逃がしてシームレスに使えるのは正直ありがたいです。
標準メーラーではiCloudとOneDriveがクラウドストレージとして参照できます。
添付ファイル選択の画面はこんな感じ。
Gmailは、やはりというか当然というか、GoogleDriveのみが参照できます。
Outlookは、これがまあとても意外なのですが・・・なんと、OneDriveが使えませんw
添付ファイル選択時のダイアログは↓のとおりですw
オイオイ、自分とこのクラウドだぞ?って思うんですが、ダメのようです。
GoogleドライブとiCloudは使えるのにw
なので、iPadの場合はGoogleDrive使いたい人はGmail、OneDrive使いたい人は標準メーラーということになりそうです。Gmailにするか、Outlookにするかは好みで決めていただければ良いと思いますw
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