まあ唐突ではあるのですが、プライムデーで19,800円だったので買ってみました。
モデルとしては、並行輸入品ではなく、日本向けとして正式に発売されたものなのですが、キーボードは英語で、かつ、最初の発売自体は2016年くらいのやや古めのモデルのようです。
ということで、この記事エントリも珍しくDM200ではなくて、C202SAで書いております。
以降は、ファーストインプレッション的ないろいろをダラダラと。
(1) セットアップ
一般的なAndroidスマートフォンのセットアップ手順などと大きくは変わりませんので、特に躓くことはないと思います。
言語を選択して、WiFiに接続して、Googleアカウントでログインするだけです。
(2) 起動の速さ
ChromeOSの強みの一つに、OSの起動が早いというのがあります。
確かに、OSの起動はスピーディーで、待つストレスというのを感じることはありません。
(3) 筐体
C202SAは子供の教育現場での用途を考え、堅牢な作りになっています。
日本風に言わせれば、タフネスPCというところでしょうか。
しかしながら、筐体自体のサイズやカラーリングもあってか、タフネスながら、キュートとも言える愛らしいものになっています。
ただし、キーボードは日本正規版でも英語配列なのでそこは注意する必要があります。
今どきのノートPCの流行りのMacノート的な薄い感じではなく、しっかりしたむしろクラシカルな感じさえ漂わせる打鍵感です。タイピングのしやすさについては、そういった最近のものに慣れている方にはやや固めに感じられるかもしれませんが、特に打ちにくさがあるということもなく、全く問題ありません。
また、ディスプレイはタッチ対応ではありません。
(4) ソフトウェア
ChromebookのOSはChromeOSです。
その名の通り、ほとんどのアプリはChromeブラウザ内で動作するWebアプリケーションです。
正直、ハードウェア的には、Celeron CPUと4GBメモリと、WindowsPCとして考えればかなり非力な部類に入ると思われますが、ChromeOSでは動作に緩慢さは感じられません。
また、最近のChromebookのウリのひとつに、Androidアプリの動作というのがあります。
実際に、C202SAには最初からGooglePlayストアがインストールされています。
某BlackBerryOS10とは違って、どちらもGoogleが提供するプラットフォームですから、それなりの動作が期待できますが、実際にどの程度のAndroidアプリが動くのか、については、別記事で検証しています。
(5) ディスプレイ
C202SAのディスプレイサイズは11.6インチ、解像度は1366x768(135ppi)です。
ChromeOSはLinuxベースのプラットフォームと思われますが、LinuxのGUIはフォントのスムージングがWindowsやMacのようには行われないため、最近のディスプレイに慣れた目には、やや粗い感じに見えてしまうかもしれません。
ちなみに、他のタブレットやノートPCのPPI値は、
- 第6世代iPad(無印)・・・2048 x 1536 (264ppi)
- Surface Pro 6 ・・・2736 x 1824 (267ppi)
なので、精細さに関しては数字上はC202SAはこれら機種の1/2ということになりますね。
個人的にはこのくらいの機種を使うのには慣れているので、特に気になりませんが、最近の高精細ディスプレイばかり見てきた人にはちょっと残念な感じに見えてしまうかもしれないですので、過度な期待は禁物です。
以上、思いつくままのファーストインプレッションでした。
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