BlackBerryといえばBBM、BBMといえばBlackBerry・・・といっても過言ではないほど、BlackBerryを象徴するアプリ・サービスであったBBMですが、なんと2019年5月31日でサービスを終了することとなってしまいました。
中の人がこの情報に接した(BBMに通知が来た)のは、2019年4月18日でした。
BBMサービス終了… pic.twitter.com/wEm1HBvi0F— MobileFF (@mobile_FF_) April 18, 2019
BBMが最初にローンチされたのは、2005年8月1日、それから13年9ヶ月後にサービス終了となってしまうわけですが、14年も続こうかというサービスの終了アナウンスが「終了43日前」というのは、まあなんというかあまりに乱暴な感じが否めないですね。
たとえば、BlackBerryOS用に提供されていたBIS(BlackBerry Internet Service)は、日本ですとdocomoが提供していたのですが、2015年11月30日で新規受付終了→2017年3月31日でサービス終了と1年4ヶ月もの猶予期間があったわけです。さらにこの発表が公式になされたのは2015年5月28日なので、実質の猶予期間は1年10ヶ月あったことになります。
それなのに、BBMはあっさり1ヶ月ちょっとでシャットダウンですよ。
そこらのソシャゲだってもうちょっと猶予あるんじゃないですか?と言いたくなるレベル。
まあ、本当の事情のほどは知るよしもないのですが・・・ひとつの事実として、実はBBMってBlackBerryのソフトウェアじゃないってご存じでしたか?
2017年からは、Emtekというインドネシアの会社にBBM事業は移管されているんです。
まあ、正直言って、Emtekになってから何かアプリに大きな変化ってありましたっけ?っていうくらい、地道~な、これまでとほとんど変わりない運用が続けられてきました。
これまで、地道~にサービスを続けてきて、メッセンジャー界のパイオニアからどんどんシェアもプレゼンスも右肩下がってきた経緯があるので、事業会社が変わったところで、運用が今まで同じだったら、そりゃシェアも上がらないしユーザも離れますよねっていう話で。
ホント、ここまで無策でEmtekはなんで引き受けようと思ったんですかね?
という率直な疑問しかないこの結末です。
ちなみに、BBMのCottonっていうステッカーのイメージキャラクター(上記ツイートのさよならBBMの画像にも出てくる)はなかなか愛らしくて中の人的には好きだったんですけど、これが使えるのもあと1ヶ月ということです。
さよなら、BBM・・・。
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