Telegram+IFTTTを使えばLINEもBBMも2019年のBlackBerry Passportで出来る

ちょっと盛ったタイトルにしてしまいましたが、嘘ではないですよw

直前の投稿で、BlackBulletが突如使用不可能になってしまったことはお知らせしたとおりなのですが、何かAndroid→Passportに通知を共有できる、他の方法を考えなければなりません。

条件としては、

  • IFTTTに対応している
  • BBOS10で動作するクライアントアプリがある
  • 1アカウントで複数端末にサインインできる
  • Passport側でメッセージ着信時に通知が出る

というあたりなのですが、ざっと見た感じ、上記の条件を全部満たすのはTelegramというサービスのようです。

BBOS10でのTelegramクライアントは正直結構な数があるのですが、中の人のPassportですと、次の2つが動作しました。


  • SocialIM for Telegram
  • Pintagram


あ、ちなみにもちろんNemoryさんとこのもありましたが、今回は敬遠w
今回は前者のSocialIM for Telegramを使ってみました。


Telegramはアカウントを持っていなかったので、新規に作成しました。携帯番号だけでアカウントが作れますが、SMS受信できる番号が必要なので、データ通信専用SIMでSMSをつけていない方はご注意ください。

とりあえずアカウントそのものはAndroid側の公式アプリで作成。

そのあと、だめかなーと思いつつ、同じ携帯番号でPassport側のTelegramクライアントでログインしてみたら、あっさり通りましたw

あとは、IFTTTでTelegramを連携すれば、Telegram上に@IFTTT(IFTTT bot)というアカウントとのチャットが追加されるので、ここに外部からメッセージを送ったり、ここに投稿したメッセージ内容によってフィルタして好きな処理をさせたり、ということができます。



例えば、AndroidのBBMにメッセージが来たら、Telegramの@IFTTTに送る設定はこんな感じです。



Passportではこんな風にBlackBerry Hubに通知が来ます。(画像はtenki.jpの例ですが、こんな感じということで)




BBMは残念ながら、IFTTTに直接は対応していないので、外部アプリをトリガーとしてBBMに投稿させることは出来ません。ただでさえマイナーなのに、こういうところの対応まで後手って、ホントやる気あるのかね?って言いたくなりますが、まあそういう会社(今は別会社だけど)ですからしょうがないw

ですが、TwitterやLINEはメッセージの投稿もIFTTTからできるので、こんな設定も出来ます。

  • Telegramに特定のハッシュタグ(例 #iftw)を含む投稿をすると、Twitterに送信
  • Telegramに特定のキーワード(例 _line_)を含む投稿をすると、LINEに送信

ちなみにトリガーになるキーワードやハッシュタグは、実際の投稿からは除外されるので安心です。

もちろん、IFTTTでLINE通知もTelegramに流せますから、擬似的ではあるものの、Android端末を開かなくても、Passport単体でLINEの投稿を見たり、LINEに投稿したり出来るわけです。

とはいっても、投稿に関しては、中の人はClovaWAVE専用のグループにしか投稿しない(LINE Nofityという専用アカウントを使う)ので、一般アカウントとのやりとりの仕方までは検証していませんが、Clova連携で使うなら十分だと思います。あと、着信した投稿はアカウント関係なく通知を全部Telegramに流しますので、見るだけなら、あらゆるアカウントの内容をPassportで見ることが可能です。

2019年のBlackBerry PassportでもLINEができる。というだけでもちょっと面白いかな?と思いますが、Androidじゃないと出来ないことを、ちょっと工夫してPassportにも共有することが出来るというだけでちょっと夢が広がるな、という今更誰得情報でした。



  






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