Linux化したポメラDM200にVisualStudio Codeを入れてみる #pomera #DM200

Linux化したDM200ですが、どうせなら軽くプログラミングにも使えそうなGUI系のエディタを使ってみるのはどうだろうと思い立ちまして。

プログラマの方が最近好んでいるエディタにVisualStudio Code(以下VSCode)というやつがあるそうで、何でもLinuxでも動作するんだとか。

VSCodeはマイクロソフト製のエディタですが、macやLinuxでも動いてしまうそうです。

Windowsを作っている会社にしては、随分とオープンな戦略w

とはいえ、DM200のLinuxはi386やAMD64のような一般的なIntelPCのアーキテクチャではなく、ARMと呼ばれるモバイル向けのCPUがベースになっていますので、インストールするパッケージによってはそのままではインストールができないものもあります。

実はVSCodeもその中の一つでして、公式サイトからダウンロードできるものはi386/AMD64のインストーラのみなので、そのままダウンロードしてきてもDM200にはインストールできません。

ARM等のアーキテクチャでVSCodeを動かすためにARM用のバイナリを提供してくれているボランティアベースのコミュニティがありますので、そこからインストールさせてもらいましょう。

詳しい情報は以下のサイトにてご確認ください。

Visual Studio Code for Chromebooks and Raspberry Pi
https://code.headmelted.com/#linux-install-scripts


以下が、インストール手順です。

1. まず、rootユーザで以下を実行します。
# . < ( wget -O - https://code.headmelted.com/installers/apt.sh )

途中までは進行しますが、以下のようなエラーが表示されインストールは行われません。

The following NEW packages will be installed:
  code-oss
0 upgraded, 1 newly installed, 0 to remove and 167 not upgraded.
Need to get 41.7 MB of archives.
After this operation, 157 MB of additional disk space will be used.
WARNING: The following packages cannot be authenticated!
  code-oss
E: There were unauthenticated packages and -y was used without --allow-unauthenticated
Visual Studio Code install failed.

2. 以下手順で証明書のインストールを行います。
$ curl -s https://packagecloud.io/install/repositories/headmelted/codebuilds/script.deb.sh | sudo bash

3. エラーメッセージの指示に従い、code-oss(これがVSCodeのアプリケーションを表すパッケージ名)を再度インストールします。
$ sudo apt-get install code-oss --allow-unauthenticated

4. インストールが成功したら、VSCodeを起動します。
$ code-oss


いろいろと高機能な感じのあるエディタではありますが、やはりDM200で使うにはややアプリ自体が重いかもしれません。
コンソールベースで動く軽量なエディタが、やはりDM200のような非力なマシンでは重宝するようですね。




  




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