まあ、なんで弊ブログの中の人がZenfone?って言われても、正直、説明が難しいのですが、Zenfone5は個人的に何か惹かれるものがあったんですよね。
素直にスペック等考えれば、GalaxyS9とかもいいなあと思っていたのですが、端末単体で買うには価格が高すぎるのがネックで、それに比べればミドルクラスとはいえZenfone5は手が届きやすい価格です。
加えて、IIJmioで既存ユーザ(半年以上利用)も含めてAmazonギフト券付(Zenfone5の場合9,000円分)のキャンペーンをやっていて、差し引きで考えると結構安く買えるというのも後押しになりました。
今更普通のレビュー記事なんて書いてもしょうがないと思いますので、BlackBerry PRIVユーザから見たZenfone5という、これまた誰得なエントリーを上げたいと思います。
では、Zenfone5とPRIVを比較しながらのファーストインプレッションをダラダラとお届けします。
両者の主な比較表
BlackBerry PRIV | Zenfone5(2018) | |
Antutu | 48212 | 125105 |
液晶 | AMOLED | Super IPS+ |
RAM | 3GB | 6GB |
ディスプレイ | 5.4inch | 6.2inch |
解像度 | 1440 x 2560 | 1080 x 2246 |
PPI | 541 ppi | 402 ppi |
画面占有率 | 71.58% | 83.69% |
本体サイズ | 147 x 77.2 x 9.4 | 153 x 75.65 x 7.7 |
原産国 | Made in Mexico | Made in China |
ディスプレイのみやすさ
Zenfone5はSuper IPS+液晶、PRIVはAMOLED液晶です。中の人は正直その2つが技術的にどの程度優劣があるかはわかりません。他サイトのレビューなど見ているとスペック的にはZenfone5の液晶はライバル機よりも落ちるようなことを書いている(あくまでスペック的に)こともありますが、Zenfone5の液晶は十分綺麗で、ケチをつけるようなクオリティでは全然ありません。
とはいえ、主観も入るとは思いますが見やすさ、美しさ的にはちょっとの差ではありますがPRIVのAMOLEDのほうが好みかな?という気がします。
ただ、PRIVに関しては、本格運用から1年半経過して、次の機種を考え出したときに、液晶保護フィルムも剥がれかかっていたので、もういいやと思い切って液晶保護フィルムを全部取って運用しているので、画面もそれだけ綺麗に見えるというのはあるかもしれません。
あと、意外だったのは両端末の解像度ですね。実はPRIVのほうが解像度高く、PPIも高いです。3年前の端末ですが、そこは無駄にハイエンドだったんですねw
大きさ・サイズ感
PRIVはディスプレイが5.4inch、Zenfone5は6.2inchですから、数字的には明らかにZenfone5のほうが筐体も大きい感じに思えますが、端末の大きさ自体は実はほとんど同じくらいです。Zenfone5のほうが縦に6mmくらい長く、2mmくらい薄いです。
まあ厚さに関してはPRIVはKB内蔵なので仕方ない部分ですが。
なので、PRIVユーザの方は割と違和感ないかなと。
本体のデザイン(前面)
見た目、という部分では、個人的には、PRIVの両サイドのディスプレイの曲面は、実用性(PRIVの場合、ほとんど湾曲部分は何にも表示に使われていない)や保護シートの貼りにくさ(だいたい、この湾曲部分から剥がれてきてしまう)はともかく、デザイン的には美しいと思っていて、気に入っているところです。
今となっては、端末上部に一定のスペースがあって、なおかつそこにBlackBerryロゴが入っているなんていうのは野暮ったいデザインでしかないとは思いますが、BlackBerryユーザはBlackBerryを使ってることに誇りを持っていますからw ロゴが入っているのがむしろ誇らしいくらいで、中の人も当然そう思っているので、全然気にしないのですがw
Zenfone5は、デザイン的にはディスプレイ消してしまうと、全く何のアクセントもなく、他の端末とも区別ができない、ただの黒い板ですw
もちろん、ディスプレイを点けると、例のノッチデザインが主張するわけですがw
逆に、端末上部をあれだけ頑張ってギリギリまで使っているのに、下部になんとも微妙なラインのカーブを描くスペースがあるのが、個人的には気になってしまうというか、皮肉にもその部分が目立ってしまって、かえってそっちの方がアクセントになってしまっているような気がします。上下の空き具合が同じくらいだと美しいと思うんですが、この辺は他社の端末(GalaxyS9あたり)も近いものがあるので、ノッチと同じく最近の傾向なんですかね。
いわゆるノッチデザイン・ベゼルレス
Zenfone5はいわゆるベゼルレスデザインによって画面の占有比率が高いです。
買う前はPRIVを使っていて不満を感じたこともなかったので、別にベゼルレスとかどうでもいいじゃん、と思ってましたけど、使ってみると上記にもあるように端末自体の大きさはほとんど同じでも画面サイズがZenfone5のほうが大きく、確かに使いやすく感じる面は大きいなと思いました。
そして、ノッチに関しても、これまた買うまでは、「そこまでして画面占有比率あげなくてもいいじゃない」と思ってましたし、ノッチ部分の真ん中はステータスバーの情報が欠けてしまうのが実用性としてクソじゃん、誰得だよ?と思ってました。
でも使ってみると、通知領域なんて、もともとそんなに気にして見てないという事実があり、真ん中が欠けていようがいまいが、ほとんど気にならないことに気づかされます。
むしろ本来欠けるところ(デッドスペース)に情報だせるんだからお得じゃん!という本来のノッチの意義に気づかされる結果となりました。
カメラ
一応、カメラ機能はZenfone5の売りになっているようで、箱にまでご丁寧に「We Love Photo」なんて書いてるぐらいです。まだそんなにたくさん撮っているわけではないですが、個人的には、十分以上に綺麗に撮れているとは思いますが、そこまで圧倒的に綺麗なのか?って言われると…う~ん何ともという感想。
ネットに上がっているレビューの作例とか見ても、ライバル機に勝ってるかというと、やや微妙な評価が多そうですね。
おそらく、出来上がりの写真が抜群に綺麗というよりは、暗いところとか悪環境下でも自動でそれなりに調整して綺麗に撮ってくれるという、お任せ感の性能がいいんだろうなと予想されます。
対して、PRIVのカメラといえば、こちらもそれなりには撮ってくれるのですが、現状はそもそもの端末の動作がモサっていて反応がよくない方が気になりすぎて、そもそも勝負になってない感がありw
動作速度
Zenfone5はいわゆるミドルレンジに属する端末のようですが、3年前(2015)の端末であるPRIVと比べると、動作のサクサク具合がホントに正真正銘、雲泥の差です。もう、何ですか、2018年にもなってPRIV使うとか真正のドMですか?と言いたくなるレベルに違います。
AntutuベンチマークのスコアもPRIVが48,000、Zenfone5が125,000で2.5倍くらい違うので、そもそも比較するのもアホくさいレベルですが。
特に、ブラウザのレンダリングは本当に早い。ページがほぼ一瞬で表示されるスマートフォンなんて我が家に1台も無かったですw いつもモッサリ表示を気長に待つ感じでしたねw
ある程度分かっていたことではありますが、ブラウジングの表示スピードはネット回線の早さじゃなくて端末側のレンダリング性能が圧倒的に大きいんですよね。DMMモバイルのSIM(低速モードオンリー)を挿して外で使っても、IIJmio(通常モード)を挿してるPRIVより表示が早いんじゃないかと思うこともあるくらいでw
文字入力
今のところ、機能的に唯一(中の人的に)PRIVがZenfone5に勝っていると言える点ですね。いくら端末性能高くても画面広くても、物理的にないものはどうしようもないですからね。
もちろん、フリックでも入力はできるわけですが、中の人的には、長文の文字入力をしたい場面では、PRIVにどうしたって勝てないでしょう。
とかいいつつ、このエントリーの下書きはZenfone5でがんばって書いてみました。やはり疲れますが、まあ書けないことはありません。
また、偶然にも中の人はPRIVのIMEは物理キーとの相性がまあまあ良いということでATOKを使っていたのですが、Zenfone5は初めからATOKがプリインされています。中の人的には違和感なくIMEが使えるのはちょっとうれしいところです。
理想は、文字入力系のことはPRIVに、それ以外の用途はZenfone5にと使い分けられるとよいのですが、それだと思い切り2台持ちになってしまうので、どうしたものかw
原産国標記について
中の人は一応モバイルチャイナフリー観点から、端末本体に関してはできるだけ中国製以外を調達するようにしているので(中国メーカーは論外)、買う前にはネット上の情報、画像を漁って原産国標記を確認してから買うことが多いんですが、今回Zenfone5については、頑張ったのですがネット上に情報は見つからず。
本当にどうしてもダメならメーカーに問い合わせれば答えてくれるので、そうしても良かったのですが、最近はややあきらめ具合もあって、エイヤで買ってしまいました。
結果として、Zenfone5はMade in Chinaでしたが、ちょっと悪質かなと思うのは端末のどこにも記載がなく、外箱裏のスペック標記のところに小さく1か所書かれているだけだったということです。
ネットに画像上げる人でも、外箱の裏面をアップで載せる人はまずいないので、発見するのは不可能でした。
とりあえずは以上となります。
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