こちらのツイートおよびエントリにある通り、IIJmioに加えて、docomo系MVNOとして少し前からFREETEL SIMも使っています。
これを、高速通信OFFにして #blackberryjp 9900とかQ10あたりに挿して使おうかと思っています pic.twitter.com/OGDG6Z5UdL— MobileFF (@mobile_FF_) 2015年12月18日
で、そんなこんなでSIMを契約していると時々メルマガも来るわけですが、ある日、FREETELのスマフォがアウトレットセールをしているとの告知が。
商品によっては最大40%OFF!という謳い文句につられて見に行ってみますと、その40%OFFの商品とは「SAMURAI MUSASHI」でした。
正直、参入当初から考えれば、FREETELの頑張りは凄まじく、端末ラインアップも充実しているといえますが、その中でも異彩を放っていたのがこのMUSASHIです。ガラケーユーザからの乗り換え需要を狙った商品という触れ込みですが、その作りこみの緩さというか、おおらかさ加減から、レビューサイトなどでもなかなかに厳しめの評価を受けている商品です。
もともと、定価ベースでも24,800円と、割合戦略的な価格設定がなされていましたが、それがアウトレット商品だとさらに安くなるので、かなりのお得感がありますね。
じゃあ正直買ったら使うのか?と言われると、たぶん使わないでしょう。
そして、原産国は中国です。
弊ブログ的には買う理由に乏しいのですが、ただこの強烈な個性というか変態度というか、いろんな意味で匂い立つ感じが、コレクションしておきたい衝動に火を着けまして。
最近、モバイルチャイナフリー的にはボロボロな弊ブログです・・・。
私を揺さぶったポイントをいくつかあげますと
①折りたたみ式でガラホのカテゴリーに入る製品なのに横幅が60ミリもある
普通のガラケーは横幅50ミリ強で、これがガラケーの横幅の黄金律と言われているのにあえてそこを完全無視の唯我独尊のインダストリアルデザイン。あまりのスケールの違いに、こんなでかいキーパッドの携帯を、どれだけ手の大きい外人が使うんだ?と、ちょっとしたガリバー気分(またはドラえもんのビッグライトを使ったらこんな感じか?という気持ち)を味わえます。
ちなみにサイズ感的に私がベストチョイスと思っているWX334KPとのサイズ比較。写真だとそれほど感じないかも知れませんが、実物見ると結構うぉっとなります。
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テンキーパッドなのに両手打ちしないとだめな感じw |
②ガラホなのになぜか裏側にもディスプレイ搭載の2画面スマフォ。
ガラケー派の人にも徐々にスマホ的操作に慣れてもらおうという意図でしょうか。でも、裏表にディスプレイがあるのでMEDIAS Wとかのように2画面同時には使えるわけではない笑(画面は常に表裏どちらかしか点灯しません)
ちなみに、ガラケーとスマフォの二刀流、表裏2画面の二刀流で宮本武蔵→MUSASHIってことらしいですね。
③ガラホなのにUIもプリインアプリも素のAndroidとほとんど同じ
ガラケーっぽいホーム画面とか、ガラケーっぽい操作感で使えるアプリとか、そんなものは基本的にありません。というか、2画面がおそらく同じ画面を表と裏で切り替えているだけなので、内側ディスプレイだけガラケーっぽく作りこむことができなかったものと思われます。![]() |
スマフォと言われれば何の違和感もないホーム画面 |
④内側のディスプレイもタッチ対応
UIやプリインアプリの作りこみがない以上、開いた状態での操作もタッチができないと詰みますので、当然ながらタッチ対応です。通話するときに誤タッチが心配?そんなものは知りません笑![]() |
電源投入後最初の画面です。ここで、テンキーパッドの決定ボタン押せば先に進むと思うじゃないですか?全く無反応ですからねw 泣く泣く画面上のボタンをタッチする羽目にw |
⑤SIMが2枚入る
そんなにニーズがあるのか不明ですが、SIMが2枚入るデュアルSIM機です。
きっと、IIJmioとFREETELのMVNO SIMをその日の気分で使い分けたりするんでしょうねw
・・・そんなわけはない。
⑥同時に購入したSH-06Gと比較するのが個人的に楽しそう
いわゆる老舗端末ベンダーであるSHARPが作りこんだガラホと、新興MVNOベンダーのFREETELが頑張って世に出したガラホが、どれほど違うものなのかを比べるのは個人的にすごく興味がありました。やはり比較対象があると、それぞれの特徴が際立ちますからね。しかもちょっとも似ていないのが、比較するにあたってはわかりやすいです。⑦中古端末の下取りをしてくれる
これはネタではなく真面目に評価したポイントですが、手持ちの中古端末を買い取ってくれ、かつ端末購入と同時に申し込むと査定額をアップしてくれます。といっても、白ロムやさんではないので、BlackBerryQ5とかは買ってくれませんが、ずいぶん前に購入したGalaxyS2がなんとか対象に入っていてくれたので、下取りに出して3000円+αくらいは価格から相殺できそうです。
まあ、ガラケーからスマフォに移りたいけど移れないみたいなリテラシーの人に薦めて買わせたら軽く発狂することになるのは確実ですね。
これはガラホではなくて、「テンキーパッドと折りたたみ機構を搭載したAndroidスマフォ」なのです。
こういうのは、私のようなコレクター精神で買うのが幸せではないかと思います。
とりあえずは以上です。
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