[雑記][WILLCOM][MNP] 旧WILLCOM回線をMNP転出手続き+副回線を解約しました

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で、MNOの回線をゼロにする方針を出したわけですが、本日、最後の本丸であるYモバイル(旧WILLCOM)回線の整理を実施しました。


旧WILLCOM回線の電話番号は維持したかったので、MNP転出を行うことにしました。

たいていのキャリアはMNP番号の発行自体はMy○○(Yモバイルの場合My!Ymobile)で出来たりするようなのですが、Yモバイルは機種によっては(PHSは全般的にこれにあたるようです)電話でしか受け付けていない場合があり、私の使っているDIGNO DUAL2(WX10K)はそれに該当するらしく、116に電話しました。

Twitterで他の方の体験談も見ているので、オペレータ必須(自動音声だけでなく、オペレータにつないで手続きしてもらう)なことはわかっていましたが、まずそこまでに至るメニュー案内は手早く済ませてしまいたいと、音声ガイダンスの一覧を見るわけですが、MNPのことが載っていないんですね・・・。


まあ、よっぽどMNPしてほしくないんだろうなあと、思わずにはおれません笑

これに関しては、某auとかが不適切なキャッシュバック笑をしてまでMNP転入を獲得したがっているところからも、逆にMNP転出がキャリアにとって痛手であることは間違いないので、気持ちはわかります。その分、純粋な解約は全く引き留めがなくなりましたよね。

で、粛々と手続きを進めます。オペレータさんの案内により

  • 端末代金の残債はない
  • 副回線が2回線あるが、主回線解約月内に解約すれば解除手数料はかからない
  • ウィルコムプランLiteの解除手数料9,500円と、MNP転出手数料3,000円がかかること
などを確認し承諾ののち、

などのやりとりもありましたが、数分で無事にMNP番号発行。ライトメールでも送られてきましたが、私はなんとなく口頭でも教えてもらいました。

なんともあっさりしたものでしたが、旧DDIポケットから14年以上PHSを音声の主回線として使ってきましたが、これでPHSとはお別れとなります。

正直、旧WILLCOMがPHSキャリアのWILLCOMとして独立を保ったまま存続していれば、何があっても絶対停波まで持ち続けましたと思います。

別に首都圏で使っている分には、音声サービスにも大きな不満はなかったですし、主回線をWX334KP(折りたたみ型)に変更してもうしばらく維持しようか、この数週間は悩みに悩みました。

しかし、やはり端末は1台になるべくまとめたいということと、あとはやはり、好き好んでYモバだのソフトバンクだのの世話になる気もないのに、ただのWILLCOMユーザでいたかったのに、そうさせてもらえなかったという思いですかね・・・。



さて、続いてはMNP転入手続きです。思い立ったらすぐに事を起こしたかったので、転入も即日行いたくて、BIC SIMカウンター(ビックカメラ等に常設されている実店舗窓口)に行こうと思ったのですが、ここで問題発生。



↑のページで必要書類等確認したところ・・・なんとBIC SIMカウンターでは健康保険証は本人確認書類として利用できないことが判明。私、実は運転免許もパスポートも持っていないんですよね・・・パスポートは去年まであったんですが期限切れのままです。

というわけで、やむなくIIJmioのHPから手続きを実施。IIJmioは健康保険証だけでも本人確認書類として受け付けたので、一安心。あとは、IIJmioの手続きを待つばかりです。

IIJmioも思えば今のようにdocomo MVNOとなるずっと前から、PHSのISPなんかでお世話になってるんです。当時からIIJmioは契約・解約がHP上で簡単スムースにできて、すごく好印象だったですし、やはりPHS時代からお世話になっているということで、IIJmioを選びました。

直前にこれまた老舗のニフティから定額制IP電話サービスの「NifMoでんわ」がリリースされて、かなりグラっときていたのは認めます笑



MNPの転入手続きも終わって、あとは副回線の解約ですね。
事前に副回線の解除手数料はないと聞いていたのと、純粋解約の引き留めはほとんどないのも予想できていたので、特に身構えることもなくYモバイルショップで解約手続きを依頼しました。

予想通り、副回線は解除手数料なし、引き留めもなしでシャンシャンと終るかと思いきや、店員さんが「ん?」という顔をしたかと思うと「すみません、こちら(ストラップフォンの回線)副回線なんですが解除手数料がかかると出てきてしまったので、確認しますね」とソフトバンクに確認の電話を始めました。「家族割を組み直して、その直後に解約にすれば解除手数料かからなくなりますよね・・・?」などと、解除手数料を無料にすべく抜け道を模索してくれているらしい店員さん。しばしのやりとりのあと、

店:「いったんこの回線を家族割にして(筆者は家族割がどんなサービスか把握してないので、よくわからないのですが)、1週間後くらいに解約すれば、解除手数料はかからないんですが、今変更してすぐ解約というのはダメらしくて・・・、もしくは解除手数料はかかりますがすぐにご解約されるか、ですね」

私:「どのくらい待てば解除手数料が発生しなくなるとか、わかる方法はあるんでしょうか?」

店:「いえ・・・そこまではわからないようなんです」

私:「で、手数料はいくらですか?9500円ですか?」

店:「年間契約の解除料がどうしてもかかるようでして、2160円です」

私:「今まで無料で使わせてもらってきたので、その程度でしたら、大丈夫です」

ということで、即解約をしてもらいました。

かくして、初代ストラップフォン(WX03A)と、WX334KPは、通話のできないホットモックになってしまいました。

どちらの機種も何が不満というわけでもなかったので、なんだか端末に申し訳ない気持ちになりました。

いわゆるSIMカードの機種であれば、たまには使ってやろうか、みたいな余生も過ごせるわけですが、PHSの場合は、持ち込み新規契約しない限り、魂が吹き込まれることはもうないわけですね。

私の場合、上記にも書いた経緯もあるので、何かよほどのことがない限りは、PHSの新規契約はしないと思うので、おそらくはこのまま通話できないホットモックのまま、なんですよね・・・。

感謝の気持ちを込めて、記念写真をパチリと。
(主回線のWX10Kは、WiFiデバイスとしての余生があるので、またの機会に)

ありがとうPHS。ありがとうWILLCOM。



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