※本記事にはスクリーンショット等が入っていませんが、追記予定です。
Intel PC用のAndroidは「Android x86」と呼ばれ、「Android-x86 Project」でメンテナンスされています。インストールイメージはここから入手します。
Intel PC用のAndroidは「Android x86」と呼ばれ、「Android-x86 Project」でメンテナンスされています。インストールイメージはここから入手します。
Android-x86 Project
このイメージをUSBメモリに書き込みます。USBメモリに書き込むには、Windowsの場合、Win32DiskImagerというアプリなどが使えます。
Win32 Disk Imager
書き込みが完了したら、利用したいPCにUSBメモリを指して、USBメモリから起動させます。
いわゆる、ライブUSB機能といって、HDDにインストールしなくても動作を確認することが可能です。ですので、一度ライブUSBで起動し、自分のPCでうまく動作するか、使い勝手は十分か、など確かめておくと良いですね。ただし、ライブUSBでは設定やインストールしたアプリなどが保存されないので、ちゃんと継続的に利用するにはHDDにインストールを実施する必要があります。
HDDにインストールする場合は、起動時のメニューからインストールを選ぶだけです。
ちなみに、元の環境を壊したくない場合は、フォーマットを実施せずにインストールすることもできるようで、その場合は起動時のメニューに「Windows」などの選択肢も出てきます。
さて、これで無事に起動が出来ましたが、まだいくつかの問題があります。
- デフォルトでは物理キーボードが日本語配列で使えない
- 日本語IMEが入っていない
- アプリが強制的に縦画面に回転すると使いにくくなる
1.物理キーボードの配列を日本語キーボードに対応させる
ノートPCなので物理キーボードがあり、もちろん、物理キーボードからも入力ができますし、SHIFT+カーソル、CTRL+C、CTRL+Vによるテキストの選択やコピーペーストも使えたりします。ですが、初期状態では日本語のキーボード配列を認識しておらず、設定にも選択肢がありません。そこで、GooglePlayから以下のアプリをインストールします。
そうするとキーボード配列(レイアウト)で日本語キーボードが選択できるようになります。
2.日本語のIMEをインストールする
続いてはIMEです。こちらは通常のAndorid端末と同じです。お好きなIMEを入れるとよいでしょう。現状、無料で使える日本語IMEの選択肢ですと、Google日本語入力を選ばれる方が多いのでしょうか。Google日本語入力を物理キーボード付きで使えば、変換候補以外のソフトウェアキーボードなどは画面に出てきませんし、半角/全角キーによる日本語、英語の切り替えもできますので、普通にPCで文字入力しているのと、ほぼ同じ感覚です。
3.画面回転を抑制し横画面固定にする
それと、ノートPCに入れたAndroid x86は横画面のタブレットのような扱いになっていると思いますが、アプリによっては縦画面がデフォルトなので縦画面に切り替えようとするアプリがありますがコイツが曲者で、ノートPCはタブレットと違って縦画面になったからといって画面を立てて使うわけにはいかないので、画面を横画面に固定する必要があります。
これには、「最高のローテーション制御(Ultimate Rotation Control)」というアプリをとりあえず入れてみました。ただこのアプリは無料版が7日間くらいしか使えないので、当面は並行して他のアプリケーションも探してみたいと思います。
これで、とりあえずタブレット端末+キーボード+マウスという状態でAndroidが使えるようになりました。
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