スクリーンキャプチャアプリのテスト #blackberryjp Q5 pic.twitter.com/cgee15KzkL
— Mobile Fiftyfour (@mobile54) 2014, 1月 30
はい、巷ではBBOS10.2.1のアップデートがOTAされ始めているようですが、何度Check for Updatesしようが私のQ5にOTAは降って参りません。普段の行いが良くないのでしょうね。ということで、日本語キターの記事はお預けですが、気を取り直してBBOS10のUIなどについて、使い心地など徒然に書いてみたいと思います。
(1)アプリの切り替え
まずご存じのとおりというか、そこかしこで懸念を表明されていますが、BBOS10のQWERTYデバイスであるQ10/Q5にはキーボードこそあるものの、タッチパッド等のハードキーは廃止されてしまいました。
OS7の場合には、ホーム画面に戻るには終話キーを押せば良かったわけですが、OS10にはそれがありません。さて、どうするのでしょうか?
Q5の初回起動時には、そういったUIの違いを認識してもらうための簡単なチュートリアルが実行されます。
まず、OS10ではアプリの切り替えは原則としてこの写真にあるような画面下部(表示部分の外側)から上に向かってスワイプさせて行います。
なので、OS10を使っているときはとにかく下から上へのスワイプを多用している気がします。
ちなみに、スリープ(画面OFF)時に同じ操作をするとスリープから復帰させることができます。この復帰方法は個人的には地味に便利です。
(2)ホーム画面は実行中アプリの一覧
下から上へのスワイプでアプリが切り換えられると書きましたが、どうやって切り換えるのでしょうか。
実行中のアプリを下から上へのスワイプで最小化すると、こういった感じで現在の実行中アプリの一覧が確認できる画面となります。ここが、いわゆるOS10のUIでは「ホーム画面」に相当するのだと思います。ちなみに、待機せず終了してもよいアプリは右下の「×」をタッチすれば終了させられます。
ではアプリケーションの起動はどうするのか?ですがアプリケーション一覧はホームの右側にあります。画面を右から左にスワイプするとアプリケーション一覧画面が出てきて、AndroidやBBOS7などでもおなじみのアプリケーションアイコンが並ぶ中から選んでタッチするだけです。
私がわかっていないだけかもしれませんが、ホームにはいわゆるAndroidでいうところの「ウィジェット」を置くという概念はないようです。
(3)通知の仕組みはどうなっている?
OS10の紹介記事などでスクリーンキャプチャを見ていると、画面左側に通知が出てくる様子が目につきますが、これはBlackBerry Hubという仕組みで、OS7の時もそうでしたが様々なアプリからの通知事項をまとめて管理することができるようになっています。
このキャプチャ画面にある通知はホーム画面で指を画面から離さずに下から上へスワイプすると左端に出てきます。ここで通知内容を確認しに行くときは、上へスワイプして止めたままさらに右にスワイプするとBlackBerry Hubの画面になります。BlackBerry Hubの使い勝手は、UIこそ違うものの、OS7から利用されている方であれば、それほど違和感なく使いこなせるのではないかと思います。
(4)アプリごとの「設定」はどう出す?
さて、冒頭にも書いた通りOS10にはいわゆる「ブラックベリー」キーをはじめとするハードキーがなくなってしまったので、いわゆる「設定」メニュー的なものはどう出すのか?というところが気になっている方もいると思います。
設定メニューの出し方は、画面上部(表示部分の外側)から下へのスワイプになります。これに関しては、Androidのステータスバーからの引き下ろしの感覚ですね。ただ個人的には、上へのスワイプも多用するので、画面の下半分あたりから下にスワイプしたら出てくるような感じだと指の動きが少なくて楽だったような気はしています。
(5)全体的な感想
最初は戸惑いましたが、慣れてくれば意外とこの「上に跳ね上げるスワイプ」が心地よくなってきて、楽しく使えています。
しかしながら、UIに統一感というか、一貫性がないような気がする部分もあって、でもそこはハードキーを内蔵してさえいれば回避できたような気もしてしまいます。
まだまだ発展途上というところでしょうか。
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