[b-mobile] 日本通信のプレスリリースがいろいろ壊れてきている

以前から、珍妙なプレスリリースを出し続けてモバイルマニアの間では有名だった日本通信ですが、いよいよ本格的にプレスリリースの文面が壊れてきており、先行きが心配されます。

日本通信、市場育成時代から切磋琢磨時代へ 価格を合わせ、より高サービスを提供開始(日本通信プレスリリース)
http://www.j-com.co.jp/news/release/1316.html


まずタイトルからして壊れている。

「市場育成時代」「切磋琢磨時代」という語感が国語の苦手な人の中途半端な造語感を醸し出していて気持ち悪い。小中学生ぐらいの言語感覚だと思うんですが、こういうの。それを恥ずかしげもなくプレスリリースに載せる神経にのっけからイライラしてしまい、肝心の本文の内容も脳が受け付けなくなってしまいそうです。

国内MVNOのパイオニアだという自負があることは良いのですが(もちろん、パイオニアである点は評価されてしかるべきでしょうが)、「〜時代」のような言い回しを当事者が言ってしまうというところに、なんともいえないおこがましさのようなものを感じます。

「価格を合わせ」は「何に合わせたのか」がタイトルからは不明。これで読み手に何か伝えられると思っているのでしょうか?それとも本文読めばわかるからいいんだということなんでしょうか?「競合他社に価格を合わせ」くらいはっきり書けばいいのに。

「より高サービス」ってなんですか?もしかして「ヨリダカサービス」という日本通信の新しい造語なのか?と一瞬勘違いしました。「高サービス」なんて用語使う人いないでしょ?「より価値の高いサービス」「より高付加価値なサービス」とか言わないとおかしいですよね?

ということで、あまりの破壊力の前に、本文を読むことなく力尽き絶命しそうになるのですが、なんとか歯を食いしばって本文側に目をやると、何やら新プランの比較表が出て参ります。


その昔、ライバルキャリアに対抗するため、「オレンジプラン」やら「ブループラン」やらを出してきたキャリアがいましたが、歴史は繰り返すというかなんというか、さらにスケールの小さいところでコップの中に波風立ててキャッキャしている感が満載な比較表ですね。

というわけで、まんまと釣られて日本通信の宣伝に一役買ってしまった当ブログです。
勢いで書いてしまったけど、この記事の更新をツイートするのは恥ずかしいのでやめておこう・・・笑

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