なんというか、私のモバイルライフの中では、何度か「気の迷い」「カッとなってやった」的な買い物をすることがあるのですが、
過去事例:
[EMOBILE] 魔が差しました
今回も迷いに迷った挙句、最後は半ば自分に言い聞かせるようにして、DIGNO DUAL2に機種変更しました。W-ZERO3のときと同じく、初代には手を出さないあたりが私のモバイルマニアとしての煮え切らなさというか、ヘタレっぷりが出ている感じなんですが。
■第一のトリガー:キャンペーン価格
機種変更の第一のトリガーとなったのは、ウィルコムから届いたキャンペーンのお知らせです。
通常新規でも、契約から6ヵ月は「ウィルコムプランLite」2,980円のパケット定額料が1,000円割引で1,980円になるというキャンペーン(「イチキュッパカ」とかいう良く分からない動物がイメージキャラクターのあれです)をやっているわけなんですが、機種変更するとこの割引が7~24ヶ月目にも受けられるというのです。
そして「ウィルコムプランD+」なら「お試しキャンペーン」だか何だかで8,480円のキャッシュバックが受けられるうえ、7~24ヵ月目の1,000円割引もあるという、なかなかにお得感のあるキャンペーンなのです。
機種変更しても、W-VSがあるので、月々の端末代金負担は690円(2,970円-2,280円)、ということでさほどインパクトもないので、これなら思いきってもいいかな・・・と思ったわけです。
ちなみにこのキャンペーンは(継続していなければ)9/30で終了しています。私が機種変更したのは9/29です。ギリギリまで迷っての駆け込みでした。
■第二のトリガー:持ち歩き台数を減らせる
4台も端末があると、出張など宿泊先での充電も面倒ですし、もちろん日常の充電も面倒です。これが半分になるというのは、正直結構インパクトがあります。
■最後の決め手:かつてのウィルコムの「夢の端末」の具現化
[WILLCOM] XGPというかWILLCOMそのものに暗雲?
で、以下のように書きました。
PHSを捨てる、ではなくて、うまく生かしてというか、できるだけ延命させて、XGPはPHSと抱き合わせで売るような戦略が必要なのかもしれません。
個人的には、音声はPHS、それ以外のデータ通信は全部XGPで受け持つような、デュアル端末で行けばいいんじゃないかと思うんですよね(NokiaのCommunicatorみたいなのを想定)。データ通信カード単発でXGPを始めたって、UQには分が悪いし、PHSの売上にこれっぽっちも貢献しない。むしろ、タダでさえ減りつづけている(と思われる)AIR-EDGE端末と食い合いになってしまう。
データ通信性能が強力なことによって、既存の音声端末の売上増にも貢献できるかも知れないですし、データ通信には興味がないと思っているライトユーザーにも違和感が少なくXGPを契約させる切っ掛けになるでしょうから、見かけの契約数の面でも効果があるのではないかと。あと、初期のXGPのエリア問題もごまかせるでしょうし。XGPがダメなエリアではPHSで通信もしてしまえばいいんです。その場合は料金プランが問題になるでしょうけど・・・。
実際、Ades系列のスマートフォンで、通話はPHSだけど、データ通信性能はイー・モバイル以上、という見せ方ができれば、ずいぶん戦いやすいんじゃないかと思いますよ。というか、私はそういう端末だったら欲しいです。
御存じの通り、ウィルコムは数年前に一度倒産し、ファンの本意、不本意はともかくとして、ソフトバンクの支援を得て一定の復活を遂げることができました。もし、資金繰りで行き詰まらなければ、ウィルコムがPHSに替わる武器にしようと技術を磨いていたのが「XGP」でした。おそらく、数年前からウィルコムは「音声はPHS」「データ通信はXGP」というデュアル端末を視野に入れて開発を進めていたと思うのです(多分)。それがあの倒産劇でXGP事業はウィルコムから引き剥がされ、AXGPと名前を変えて、ソフトバンクにしかMVNOしない傀儡キャリアとなったWireless City Planning(WCP)から「Softbank 4G」というサービス名でMVNOされ、現在に至っているわけですね。
DIGNO DUAL2はPHSと3G、そして4G(AXGP)の通信モジュールを搭載しています。正直、ウィルコムファンとしては3Gが邪魔くさいのですが(笑)、ともあれPHSとAXGPの両方を搭載したこの機種は、ウィルコムファンの私からすれば、非常に意味のある機種なのです。
もちろん、↓の情報も大きなウェイトを占めています笑
[WILLCOM][Android] WX10KはMADE IN JAPANらしい
以上、購入を決断するまででした。
続きます。
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