私のQWERTY内蔵端末利用遍歴



ご存知の通り(?)私はQWERTYハードウェアキーボード内蔵端末が好きです。過去を紐解くと、モバイル端末といえるものを最初に買ったのはCASIOのポケコンPB-410だったのですが、これも(当時としては当たり前ですが)QWERTYハードウェアキーボード内蔵でした。
ベーマガ、PiOなどのゲームプログラムをひたすら打ち込んで遊んでいた記憶があります。意味も無くこっそり持ち歩いては、ひとりで優越感に浸っていたような、まさに中二的な思い出(笑)


あと、これたぶん実家に帰ればまだあるんですが、IBM ChipCardの初代。ま、小さいと言うだけで買ったようなものですが、何も出来なくても最悪、電卓にはなります。本当は、ソフトとかをPCから転送して使えたりするんですけど、当時の自分にはハードルが高かったです。あ、これQWERTYじゃないか(笑)懐かしいから入れちゃいました。ご勘弁を。






それと近い時期に買ったのが、CASIOの初代WindowsCEマシン CASSIOPEIA A-10
日本発売前の英語版をヨドバシかT-ZONEで買った記憶があります。有志の方々の涙ぐましい日本語化の成果をありがたく使わせて頂いていました。そういえばこの当時はネットワーク接続とか何を使ってどうやっていたんだろうか?もうあんまり覚えてないです(笑)だいたい、これ買って何がしたかったとかなかったんですよたぶん。小さくて持ち歩けるWindows(CEですけど)っていうだけでワクワクしていたって感じですね。

CASSIOPEIAとどっちが先だったか曖昧ですが、ウルトラマンPCことIBM PalmTop PC 110も買いましたね~。定価ベースでは買えなかったので、少し型落ちになってきた時期に安く入手したおぼえがあります。PC(DOSでしたけど)がこの大きさで動く!ってことだけでもう買うしかない的な感じでした。ブラウザはWebBoyを使って無理して使ってましたね。エミュレータでいろいろなレトロゲームを動作させていた気もしますので、まさにゲームボーイなどのバーチャルコンソールの先駆けを勝手にやっていたというところでしょうか。



そしてdocomoのsigmarion II(NEC)。docomoがDoCoMoだった時代ですね。CFスロットにairH"のPHS通信カードを挿して頑張っていたものです。最近で言うポメラのようなイメージで、テキスト打ちに徹するならば、今でもまだ利用価値があるんじゃないだろうかと思う位、キーボードが良く出来ていたと思います。通信環境はなかったけど、日記を書くためだけに海外に持ち出したことがありました。


まだこの頃は、スマートフォンという言葉は聞かれず、この手の端末はもっぱらPDA(Personal Digital Assistant)でした。そんなPDA全盛時代にソニーが力をいれていたのがCLIE(PalmOS搭載のPDA)でした。ここにも、やはりQWERTY内蔵のがあるわけです。CLIE NX80Vはそのなかでもハイエンドの部類に入る機種でした。なんというかこの頃のソニーは、作るものがほんとにかっこよかったですね~。開閉式CFスロットとか、前後に回転するカメラとか、180度回転する液晶ディスプレイとか、ほんと全てがカッコよかった。ヤフオクとかで売ってしまった自分がほんと愚かです。デッドストックがあったら今でも買いたい。





そしていよいよスマートフォン世代に入ってきます。え?もちろん私のとってのスマートフォンはNOKIAが最初ですよ。歴史的にはスマートフォンの元祖的な存在としてはPalm Treoを忘れてはいけないのですが、Treoは買わなかったので、私にとってはNOKIAがスタートですね。ということでキーボード内蔵NOKIAといえばNOKIA E61スタンダード版です。NOKIAが日本法人を持っていた時は、いっとき、スタンダード版というSIMフリー端末(もちろん技適通過済)を販売していたんですよ。今使っているBlackBerry9900と比べると、まあこんな固くて打ちにくいキーボードでよく長文メールとか打ってたなと思うんですが、かなり使いましたね~。あと、バッテリーがかなり持つのもポイントが高かったです。


そして、イー・モバイルの記念すべき第一号端末EM・ONE。このころはWindowsMobileが全盛でしたね。なんというかいろいろとこなれていない感もありましたが、じっくりつかってみると意外と良く出来る子だった気がします。画面も大きいですしキーボードもしっかりしていたと思います。WMのもさっとした感じがなければあるいはもっと・・・という。



で、やっと、アドエスです。本命です。今のところ、一番長く使ったQWERTYスマートフォンですね。


モバイル端末に入れて良いか微妙ですが、ウルトラマンPCが良いならこいつも・・・ということで、FMV LOOX Uです。キーボードの配列が駄目ダメなのと、OSがVistaだったのとで、かなり使えない子のレッテルを貼られたまま余生を過ごしているちょっと不遇な機種でした。



そしてそして、時代はAndroidになりまして・・・世界初のAndroid端末、T-MobileG1です。ちなみに、のちに全く同じ作りのAndroid Dev Phone 1(ADP1)も購入するほどハマりました。


あとは、時代が前後する感がありますが、イオシスで未使用の白ロムで購入したW-ZERO3(WS004SH)です。


そしてシャープのQWERTYといえばもう一つ忘れてはいけないのがIS01ですね。


で、現在はBlackBerry Bold 9900がメインのQWERTYスマートフォンになっています。


ふう・・・軽い気持ちで冗談半分でPB-410から書き始めてみたら、こんなに買っていたとは・・・
自分でも驚くと同時に、かなり偏った趣味で収集してる感じがわかりますね。

悔やまれるのが上記のかなりの端末を手放していて、すでに手元にないこと。どれもこれも今となっては自分的には価値の高いコレクションだったのだと思い知らされます。

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