[BlackBerry] メールのフィルタ機能をちゃんと使う

BlackBerryを日々、持ち歩いて使っております。メッセージングデバイスとして考えた場合、やっぱりQWERTYデバイスは捗るわけです。また、メーラアプリがAndroidの標準Gmailアプリと比べると、やっぱり良く考えられていて使いやすいんですね。あくまで個人的な意見ですが、「Bcc:自分」を多用する私としては、デフォルトのBccが設定できないAndroidのGmailアプリとかは、私的には実用上は論外なんですよ。さっと見て、ちょっとした返事するくらいならいいんですが、大事なメールは怖くて書けない。

とかとかいろいろ考えていると、BlackBerryに来るメールは、ちゃんと返事する必要があるメール、見て流すだけじゃないメールに絞りたいな、と思うようになってきました。別に、BlackBerryで全部のメールを受信しなくてもいい。メルマガとか、メーリングリストのメールとか、そういうのはPCとかAndroidとか他のデバイスでゆっくり見ればいいじゃないと。

といったわけで前置きが長かったですが、BlackBerryのメールのフィルタ機能を使ってみます。これ、実はちょっとした罠があって、BlackBerryデバイスから設定できるメールフィルタは、2種類あるんですね。で、どうも片方はBES(BlackBerry Enterprise Service:いわゆる法人向けサービス)専用の設定で、もう片方がBIS(BlackBerry Internet Service:いわゆる個人向けサービス) 用の設定のようなんですね。

知らずにBES用のフィルタを一生懸命設定して、全然フィルタ効かないじゃん!なんだよこれ?みたいになる方(ええ、私ですよ、私!笑)が一人でも少なくなることを願って、以下、ご説明です。

※私はBlackBerryの言語設定は普段英語にしているので、画面がわかりにくかったらすみません。

(1) 設定しちゃいけないほうのフィルタ(BES専用と思われる)

標準メーラを起動して、「Options」で設定画面にいくと出てくる「Email Filters」は、BES専用のフィルタ設定です。こちらをいくら設定してもBIS契約の人には無意味なのでご注意ください。



「Email Filters」を選択すると、こんな画面が出ますが、決してフィルタを設定してはいけません(笑)



(2) BISの人が設定すべきほうのフィルタ

「Setup」画面から、「Email Accounts」を選択すると、メールアカウントの一覧に遷移します。



 ここで、「メニューキー」(BlackBerryキー)から「Filters」を選択、またはアカウントを長押しして、「Filters」を選択すると、メールフィルタの設定画面になります。こっちが本物です(笑)



こちらの画面で、「Add Filter」をクリックして、フィルタを追加しましょう。もう、お気の済むまで好きなだけ追加してください。ちなみに、「When no filters apply:」は「Forward messages to the device」にしておきます。これは、フィルタに引っかからなかったメールは全てBlackBerryに届くことを意味しています。フィルタを使って不要なメールを弾きたい(受信しないようにしたい)と考えている人は、この設定にしておきます。逆に、フィルタで受信したいメールを指定したいと考えている人は、逆の設定にすればよいわけですね。



 フィルタの設定画面です。「Filter name:」は適当な任意の名前を、「Filter on:」はフィルタをどこにかけるかの設定です。メーリングリストなんかのメールを弾く場合は、「To address」にすることが多いでしょうね。

「Contains:」は「Filter on:」で設定した項目が含むべき文字を指定します。たとえば、「@googlegroups.com」 がToに入っているメールをひたすら弾きたければ、「@googlegroups.com」を入力して「Add」ボタンをクリックします。

「Action:」はフィルタに該当したメールを受信したくないのであれば、「Do not forward messages to the device」を選択します。

で、「Save」ボタンで設定を反映。戻ったフィルタ一覧画面でも「Save」を選択して全体の設定を反映します。

これで貴方も不要なメール受信でいちいちBlackBerryのメールを確認する必要がなくなり、ますます快適なBlackBerryライフを満喫できること請け合いです!笑

御参考になりましたら幸いです。


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