[WILLCOM][W-ZERO3][Ades] かなり故き(WS004SH)をたずねて、ちょっと故き(Ades)を知る

そんなわけで、いわゆる2代目無印W-ZERO3であるところのWS004SHを購入以来、新つなぎ放題W-SIMを挿しっぱなしで一応毎日持ち歩いてみております。

しかしなんですね、WS004SHって無印W-ZERO3に含まれるけど、初代ではないし、マイナーアップ版なので認知度薄そうですね。仮面ライダーでいうと仮面ライダー2号みたいな感じでしょうか。

自分にとっては無印EMONEを手放して以来の久々のWM5機で、なんとなく懐かしい感じがします。そんな懐かしさとともに、使えば使うほどに、その正常進化系であるAdesが非常に良くできた端末であったことを再認識させられました。Ades発売当初、BTがないくらいでいちゃもんつけてた自分が青臭くてホント恥ずかしいです(Bluetoothだけに・・・ってすいません)。


そんなわけで以下、WS004SH(「無印」と表記)を使って分かったAdesの良さをつれづれと書いてみます。何年遅れのアドエスレビューだよ?って感じなんですが、かなり故き(無印)をたずねて、ちょっと故き(Ades)を知るという展開になっております。でもそれが実感できただけでも、無印を買った意味があったかもしれません。

■安定性

使い方ももちろんあるとは思いますが、Adesって、そう簡単にフリーズしない印象があります。何度か電池抜きリセットの憂き目にあったことはありますが、2年ちょっと使って数回というレベルです。無印はまだ環境がFIXしていないということもありますが、現在のところ1日1回のレベルでフリーズしております。さらに、無線LANに至ってはONにするとかなりの確率で「ドライバが見つかりませんでした」のエラーダイアログが出てしまう始末です。ただ、無印EMONEも購入してしばらくはフリーズしまくっていて使えねぇっと思っていましたが、環境が安定してきてからはめっきり良い子になっていきましたので、この点については様子見かもしれません。


■通信中着信の可否

Adesは通信中着信ができるようになっています。今まで、そんなことは当たり前という認識で使って来ましたが、無印はこれができません。新つなぎ放題W-SIMなので、外出中はパケット通信をよくしていますが、通信しながらライトメールのやりとりなどはできないんですね。Adesでパケット通信していると不意のライトメール着信で通信が切れたりして、ちょっとイライラしたりすることもありましたが、受信できない方がよほどイライラしますよね。


■キーボード

キーボードについては、無印を買うときに楽しみにしていた点のひとつです。やはり物理的に面積が広く、独立した数字キーの列もあり、各キーがセパレートしているのも使いやすそうなポイントです。実際、無印のキーボードは打ちやすいですね。少なくともEMONEよりはいい感じなような気がします。Adesはなんといっても独立数字列がないのが面倒ですが、打ちやすさは十分以上のレベルですし、さらに無線LANのON/OFF切り替えや左右ソフトキーをFnキーとの組み合わせで実現しているところも便利さに貢献しています。無印を使っていると、Fn+[←]、Fn+[→]で左右ソフトキーが押せないことにちょっとイライラしてしまいます。


■ディスプレイ

無印は広いけど解像度はVGA、Adesは小さいけど解像度は800x480なので、無印をいじった後にAdesを触ると、Adesがむちゃくちゃ高精細に見えます。無印の広さと字の大きさ、読みやすさは率直に言うと結構好きなのですが、Adesはより高いレベルでの満足感がありますね。


■縦持ち時の使いやすさ

Adesは横幅に関しては普通の携帯並ですから、持ちやすさは抜群ですね。無印も縦持ち時のハードキーのバリエーションや絶妙の配置については評価できるのですが、Adesは持ちやすいだけでなく、テンキーが使えてしまいますからね。 電車移動時などにはなんといってもテンキーですよ奥さん。

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