どうも、こりゃまずいんじゃないのか?という材料が出始めているようです。次世代PHSことXGPというよりも、ことによってはWILLCOMそのものがやばいんじゃないかと。
で、話の発端はおなじみのAIR-internet-EDGEさん。
中国PHS終了で私が動揺しちゃった理由をだらだらと並一言。っていうかすでに一言じゃないなこれ。(AIR-internet-EDGE)
http://www.phs-mobile.com/?p=499
↑この記事のトリガーになっているもういくつか前のエントリーも合わせて追っていただけるとよりわかりやすくなると思います。
まあ要するに中国でPHSが終了するからPHS産業全体の需要も急減してしまうために量産効果が期待できなくて調達コストも上がる、外国へもPHSを普及させる動きも連動して止まり、ウィルコムの経営を圧迫する、というストーリーなのですね。
これからはXGPになるんだから、PHSの機材なんか調達しないだろうと考えがちですが、サービスを継続するなら機材のメンテは必要なので、やっぱり調達は要るんでしょう。中国がシュリンクしなければ新規の需要もあるわけですから、メンテナンス機材の調達も苦ではないでしょうが、終息した製品のメンテ機材となると、継続はするにしてもコストが下がるとは考えにくいところです。
なるほど、この「事件」によって未来の危機がありうる、というのはわかりましたが、実は、今現在もすでに危機の真っ只中なのではないかというのが、ITproの見解。
[ウィルコム]MVNOの裏に売却話,次世代PHSに不安(ITpro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090130/323819/
もともと苦しくてドコモに買ってもらいたかったんだけど、ダメならMVNOで助けて、っていうことらしいんですね、日経の言い分は。
つまりもともとタダでさえ苦しかった台所事情が、となりの共産主義国をアテにしてしまったために、取り返しのつかない状況になる可能性がある、ということなんでしょうか。実は、中国をアテにしたビジネスの危うさの端的な一面をウィルコムは見せてくれているのかもしれません。
おまけに次世代の免許をもらったもう1社のUQは一足早く、XGPよりもスペック的には上の内容でサービスを始めてしまうというのですから、このままでは現行サービスも次世代サービスも大ピンチということになってしまいますね。
AIR-INTERNET-EDGEさんとこで提言されていたように、PHSを捨てる、ではなくて、うまく生かしてというか、できるだけ延命させて、XGPはPHSと抱き合わせで売るような戦略が必要なのかもしれません。
個人的には、音声はPHS、それ以外のデータ通信は全部XGPで受け持つような、デュアル端末で行けばいいんじゃないかと思うんですよね(NokiaのCommunicatorみたいなのを想定)。データ通信カード単発でXGPを始めたって、UQには分が悪いし、PHSの売上にこれっぽっちも貢献しない。むしろ、タダでさえ減りつづけている(と思われる)AIR-EDGE端末と食い合いになってしまう。
データ通信性能が強力なことによって、既存の音声端末の売上増にも貢献できるかも知れないですし、データ通信には興味がないと思っているライトユーザーにも違和感が少なくXGPを契約させる切っ掛けになるでしょうから、見かけの契約数の面でも効果があるのではないかと。あと、初期のXGPのエリア問題もごまかせるでしょうし。XGPがダメなエリアではPHSで通信もしてしまえばいいんです。その場合は料金プランが問題になるでしょうけど・・・。
実際、Ades系列のスマートフォンで、通話はPHSだけど、データ通信性能はイー・モバイル以上、という見せ方ができれば、ずいぶん戦いやすいんじゃないかと思いますよ。というか、私はそういう端末だったら欲しいです。
で、話の発端はおなじみのAIR-internet-EDGEさん。
中国PHS終了で私が動揺しちゃった理由をだらだらと並一言。っていうかすでに一言じゃないなこれ。(AIR-internet-EDGE)
http://www.phs-mobile.com/?p=499
↑この記事のトリガーになっているもういくつか前のエントリーも合わせて追っていただけるとよりわかりやすくなると思います。
まあ要するに中国でPHSが終了するからPHS産業全体の需要も急減してしまうために量産効果が期待できなくて調達コストも上がる、外国へもPHSを普及させる動きも連動して止まり、ウィルコムの経営を圧迫する、というストーリーなのですね。
これからはXGPになるんだから、PHSの機材なんか調達しないだろうと考えがちですが、サービスを継続するなら機材のメンテは必要なので、やっぱり調達は要るんでしょう。中国がシュリンクしなければ新規の需要もあるわけですから、メンテナンス機材の調達も苦ではないでしょうが、終息した製品のメンテ機材となると、継続はするにしてもコストが下がるとは考えにくいところです。
なるほど、この「事件」によって未来の危機がありうる、というのはわかりましたが、実は、今現在もすでに危機の真っ只中なのではないかというのが、ITproの見解。
[ウィルコム]MVNOの裏に売却話,次世代PHSに不安(ITpro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090130/323819/
もともと苦しくてドコモに買ってもらいたかったんだけど、ダメならMVNOで助けて、っていうことらしいんですね、日経の言い分は。
つまりもともとタダでさえ苦しかった台所事情が、となりの共産主義国をアテにしてしまったために、取り返しのつかない状況になる可能性がある、ということなんでしょうか。実は、中国をアテにしたビジネスの危うさの端的な一面をウィルコムは見せてくれているのかもしれません。
おまけに次世代の免許をもらったもう1社のUQは一足早く、XGPよりもスペック的には上の内容でサービスを始めてしまうというのですから、このままでは現行サービスも次世代サービスも大ピンチということになってしまいますね。
AIR-INTERNET-EDGEさんとこで提言されていたように、PHSを捨てる、ではなくて、うまく生かしてというか、できるだけ延命させて、XGPはPHSと抱き合わせで売るような戦略が必要なのかもしれません。
個人的には、音声はPHS、それ以外のデータ通信は全部XGPで受け持つような、デュアル端末で行けばいいんじゃないかと思うんですよね(NokiaのCommunicatorみたいなのを想定)。データ通信カード単発でXGPを始めたって、UQには分が悪いし、PHSの売上にこれっぽっちも貢献しない。むしろ、タダでさえ減りつづけている(と思われる)AIR-EDGE端末と食い合いになってしまう。
データ通信性能が強力なことによって、既存の音声端末の売上増にも貢献できるかも知れないですし、データ通信には興味がないと思っているライトユーザーにも違和感が少なくXGPを契約させる切っ掛けになるでしょうから、見かけの契約数の面でも効果があるのではないかと。あと、初期のXGPのエリア問題もごまかせるでしょうし。XGPがダメなエリアではPHSで通信もしてしまえばいいんです。その場合は料金プランが問題になるでしょうけど・・・。
実際、Ades系列のスマートフォンで、通話はPHSだけど、データ通信性能はイー・モバイル以上、という見せ方ができれば、ずいぶん戦いやすいんじゃないかと思いますよ。というか、私はそういう端末だったら欲しいです。
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