[Palm] ITアンティーク文房具としてのPalm

Palmがまた人員削減というニュースが出てきました。
Centroは値段のお手頃さもありそこそこに売れているようですし、TreoProは私も買おうかどうかかなり迷いました。実際、ネット界隈での評判も良さそうです。

そんな外野の見方とは裏腹に、内情は厳しいのでしょうか。

実際、現在の私のPalmOS機の使い方は、もっぱらスケジューラとTodo管理が中心です。スマートフォンとしての使い方はまるでしていませんし、正直そういう使い方をするなら、他の端末のほうが快適かもしれません(国内でPalmが認識できる電波がないのもありますが)。

一方で、WMを積んだTreoが標準になりつつあるわけですが、Palmらしさという面では差別化が難しいのかなとも思えます。

でもPIMマシンとして見れば、というかそもそもPalmはスマートフォンではなくPDAだったわけですが、結局のところPIM単体で考えれば未だにPalmが一番反応もよく、機能面で使いやすいのも事実だと思うんですよ。主観はありますけど。

手帳や万年筆が最新技術を取り込まなくても(細かい技術革新はあると思いますが、大枠で)ずっと支持され残っているように、Palmも質実剛健なPIM専用機として残ってくれないかなあ。と思うのです。

私がその路線で考えるなら、未来のPalmはこんな感じになるでしょう。

1. 他端末との持ち歩きが前提なので、厚み、重量はなるべく薄く軽く
2. OSは安定重視。場合によってはOS4でもいい
3. 手帳がわりなので電池駆動時間はとにかく長く
4. 価格はスマートフォンと2台持ちを考慮し安めに
5. BTはなし、WiFiだけ搭載し母艦との接続用途に限定
6. SDスロットもコスト次第では削る
7. しかし、かつ所有欲をそそる高級感あるボディ < これ重要

とか、こんなんでダメですかねえ?
なくすには惜しいと思うんだけど...

From G1

コメント