[今更誰得] 2019年にBlackBerry Passportをゼロからセットアップする #BlackBerryJP ※加筆修正あり

※この記事は2019/1/26時点の内容ですが、少し不正確な部分や状況が変化したところもあるため、7/21〜22に加筆修正を加えています。

先日の記事にあった通り、ビックカメラ.comでBlackBerry Passportが19,800円(税別)にて処分価格になり、めでたく代替機を入手することができました。

先代機が無事であれば、バックアップ→リストア的なセットアップを考えるところですが、先代がバッテリー不調でまともに動かない状態なので、ゼロからセットアップし直すことにしてみました。

OSのバージョンは10.3.2.2250でした。さすがに最新ではありませんねw



別に、再セットアップなんて大した面白くもなんともない話じゃないかと思われそうですが、2015年の端末、OSアップデートもサポートももうすぐ終わり、Androidランタイムは古いまま、となりますと、意外と当時とセットアップ事情も変わってきていることもあるので、注意が必要な部分もあります。

すでにメイン機の座も降りていて、Androidランタイムも古く、対応アプリも徐々に減ってきている状態ですので、気張ってGooglePlayを入れたりとか、そういうのもせずに、ダラダラとやってる感じです。なので、GooglePlayからのインストールはしないのですが、それ以外の元々使えるアプリストアでいうと、2019年1月現在の状況はこんな感じです。

(1)BlackBerry World 

稼働はしているが、有料アプリはなくなったか、もしくは無料化された状態になっている 

有料アプリでレジストしたことのあるアプリでも現在は検索に出なくなっているものがある(例:Blaq)

とりあえず、BBWから入れてみたBBOS10ネイティブアプリは以下の通り。

・WorkWide
 →おなじみ左右2画面で別のアプリを使えるPassportを象徴するアプリ 

・Snap2Share
 →画像を編集加工するアプリで、使い勝手が良く気に入っているアプリ

・iGrann
 →Instagramクライアントアプリ 

・MAPS.ME
 →オフラインで利用可能な地図アプリ 

・SIP.fm
 →VoIPクライアントアプリ。無料で使えて手軽な動作が良いです。

・Blue TouchPad
 →PassportをBluetoothタッチパッド、キーボードにできるアプリ。とっても便利。

WorkWideやSnap2Share、Blue TouchPadは本来有料ですが、BBWが有料ソフトの取り扱いを終了したことに伴い無料化されたようです。

ただ、ずっと無料なわけではなく、例えばSnap2Shareは、無料でインストールしてもしばらくするとレジストを促すメッセージが出てきて、無課金(レジスト)のアカウントではそれ以上そのツールを利用できなくなってしまうようなケースもあります。

もともと、レジストしていた当時と同じBlackBerryIDでログインしている端末であれば、本来有料のものでも課金をしていれば追加で料金を払わされることはありません。

ちなみに、中の人はBlaqもレジストしていたのですが、こちらに関してはBBWで検索しても出てこなくなっており、以下のようにして解決しました。

  • WorkWideを起動します
  • アプリ中にTwitterを表示する機能があるのですが、Twitter画面を表示しようとすると、BlackBerryWorldから入手するためのバナーアイコンが出てきます
  • バナーアイコンをクリックしてアクセスすると、BBWのダウンロード画面が表示され、めでたくインストールができました


(2)Amazon AppStore 

最初、起動にかなり時間がかかって不安になってしまいますが、 一応、根気よく待てば起動することは分かりました。アプリのダウンロード、インストールも可能でした(CalenGoo、CPU-Zをインストールしてみました)。


GooglePlayは入れない、AmazonAppStoreは起動はするがアプリの品揃えは少ない、で、じゃあAndroidアプリはどうするか?ということですが、現在メインで常用しているZenfone5ZにMyAppSharerというAPK抽出アプリを入れ、抽出したAPKファイルをBluetoothでPassportに転送するという手段でインストールしました。

現時点で、インストールしてみたAndroidアプリは以下の通りです。

・Facebook Lite
 →軽量なFacebookクライアントアプリ。動作問題なし。 

・Messenger Lite
 →同じく軽量なFacebookMessengerアプリ。こちらも動作は問題なしです。 

・駅探(乗換案内)
 →中の人が常用している乗り換え案内アプリ。 

・TwitPane
 →こちらも中の人がAndroidで常用しているTwitterクライアント。動作問題なし。

・Doly
 →ヨドバシカメラの電子書籍リーダーです。意外にも問題なく使えます。


・手帳のおまけ
 →昔の手帳についていた早見表などの情報が見られる便利アプリです。

・Google認証システム
 →二段階認証のためのアプリです。

・Amazon Music
 →言わずとしれたAmazonMusicクライアントアプリです。

・Firefox
 →Android版のブラウザでないとどうしても都合の悪い場合に重宝しますが、動作は重めです。

・ヨドバシアプリ
 →ヨドバシ.comのショッピングアプリです。


実は、ここまでに挙げたAndroidアプリは、Zenfone5Zに入れてあったほぼ最新バージョンのAPKで入れたアプリですが、意外とPassportのAndroidランタイム(4.3相当)でもインストールできてしまうんだな~というのが発見でした。あと上記でインストールしたアプリは、GooglePlay開発者サービスを要求してきません。

もちろん、入れられなくなっているAndroidアプリもどんどん増えてはいるのですが、自分の視界の中では、それほど困ってない感じです。

その他、中の人にとっては必携のアプリであるFeedlyは残念ながら最新版はインストールできなかったため、APKpureというアーカイブサイトから古めのバージョンを落として入れてみました。Feedly以外にもGooglePlayに出てこないアプリなどもあり、以下のアプリをAPKpureからダウンロード・インストールしました。

・Feedly
 →中の人が常用しているRSSリーダーです。

・WhatsApp Lite PRO
 →Telegram互換アプリです。

・LINE Lite
 →LINEのLite版アプリです。同一アカウントをメイン端末と共有して利用できます。

Feedlyで注意したいのは、アカウントをどのサービスのアカウントで利用していたかです。

実は現在、BlackBerryOS10のAndroidアプリ内でブラウザベースのGoogleアカウント認証を行おうとすると、内蔵ブラウザがサポート対象外になってしまっているらしく、FeedlyアプリでGoogleアカウントでログインしようとすると、エラーとなってログインができません。

かくいう中の人もGoogleアカウントでFeedlyを使っていたため、Googleアカウントでの利用はあきらめ、Feedlyで新規アカウントを作って、手動でGoogleアカウント時に購読していたサイトをちまちまと追加してみている状況です。

でも、BlackBerry Hubでメールアカウント登録する際にブラウザ認証するときは成功します。BlackBerryネイティブアプリだとOKなんでしょうか。

ということでHubでのメール受信は今のところなんとか普通に使えています。

その他のソースから入手・インストールしたアプリは以下の通りです。

・Googleマップ
 →どこかしらにパッチバージョン(GooglePlay開発者サービス不要版?)が落ちていたので入れてみました。


2019年時点でも、もちろんBlackBerryIDはちゃんと有効です。
2019/1/26に以下のような状況が発生しましたが、2019年6月以降は、そもそもBBMがサービス停止しているので、正直無意味な情報になってしまっていますね。


2019年現在でも、自分的にはそこそこには使える状態であることが確認できました。

以上、現場から中の人がお伝えしました。




コメント

  1. こちらでいろいろ教えていただいたので、また、BlackBerryPassportを使い続けることができるようになりました。「今でも得している人もたくさんいる」と思います。まだまだ見せていただきたいです。ほんとにありがとうございました。┏○

    返信削除
    返信
    1. つんさん>
      コメント承認遅くなって申し訳ございませんでした!
      ありがとうございます~ そう言っていただけると励みになります。
      ちなみに今はUnihertz Titanを愛用してますが、やっぱりPassportも使いたくなって今でもさわっております!
      この記事も去年の時点のものなので、アップデートしないとですね。頑張ります!

      削除

コメントを投稿